県政NOW 「他人ごとではない地球温暖化」
初桜の季節を迎え、日ごとに暖かく過ごしやすい季節となってまいりました。近年、暖冬とのニュースをよく耳にします。昔よりも暖かい日が増えたと感じる方も多いのではないでしょうか。ご承知のとおり暖冬が多くなった主な要因は、地球温暖化による影響です。地球温暖化とは、人間の活動によって温室効果ガスが大量に大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇している現象です。地球規模で気温が上昇すると、海水の膨張や氷河などの融解により海面が上昇するとともに、気候変動により異常気象が頻発する恐れがあり、また自然生態系や生活環境、あるいは農業などへの影響が懸念されています。昨年7月には、世界気象機関(WMO)により月間気温が観測史上最も高くなる見通しと発表されました。この発表に対し、国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」とコメントし、大きな話題となりました。この危機的な状況において我々は未だにこの問題に、どこか他人ごとではないでしょうか。 地球温暖化対策として挙げられるのが、二酸化炭素(CO2)の排出削減です。滋賀県においても令和4年4月に滋賀県CO2ネットゼロ社会づくりの推進に関する条例が施行され、2050年を目途に温室効果ガスである二酸化炭素排出量を実質ゼロとする目標を掲げ、様々な取り組みがなされています。例えば、日常生活において、二酸化炭素の排出削減を意識した製品やサービスの選択など、CO2ネットゼロに向けた消費行動の見直しの視点を盛り込む「グリーン購入」というものがあります。また日頃から食べ物を残さないように心がけるだけでも、温暖化対策につながります。しかしながら、このような対策を行ったとしても、効果が現れるには長い時間がかかります。我々一人一人が今できる対策をしっかり行うとともに、未来の子どもたちのために行動を変えていくことが重要であると感じています。






