県政NOW 花粉対策について
日本でもっとも多い花粉症は、春先から見られるスギ・ヒノキ花粉症です。
花粉の飛散量が多いと症状も悪化しますから、花粉症患者にとっては、今シーズンの花粉の飛散量はどのくらいなのか、いつから花粉が飛び始めるのか、毎年気になります。
花粉を飛ばすのはスギ・ヒノキの雄花で、花粉の量は前年の夏の気象に大きな影響を受けると言われています。
日照時間が長く、気温が高い夏は雄花の量が多くなり、花粉の量が増えます。逆に、長雨や冷夏の場合は雄花が少なく、花粉の量が少なくなります。
花粉が飛散し始める時期は初冬期(11月~12月)の気温と厳冬期(1月~2月)の気温の状況によって変化します。
政府は、「花粉症は多くの国民を悩ませ続けている社会問題」と強調しました。2023年度中にスギの伐採や花粉の少ない品種への植え替えを重点的に実施区域を設けました。
具体的には、�@花粉の発生抑止�A飛散予測�B治療―を柱とする花粉症対策を決めました。
30年後に花粉発生量を半減させる目標を掲げ、スギ人工林を10年後に2割ほど減らす計画です。最重点とするのが伐採・植え替えなどで、重点区域を巡っては花粉症患者の多さなど影響の大きい地域を優先します。
花粉の発生源となる人工林の伐採を効果的に進めるのに必要な高性能機械の導入を支援し、伐採した木材の販路を広げるために住宅資材へのスギ材の活用を促し、木材の加工工場や保管場所の整備も助成します。
また、林業の担い手として外国人材の受け入れを拡大したり、2023年度中をめどに住宅メーカーがどのくらい国産材を使っているのか公表する仕組みを作ってスギ人工林の利用を促します。
このほか、花粉の飛散量の予測でスーパーコンピューターや人工知能(AI)を使って情報提供できるような体制を目指します。
治療による対策も加速し、薬を使って花粉に反応しない体質に改善し、「舌下免疫療法」の治療薬増産に向けて原料の確保や生産体制の構築を進めて頂きたいと思います。
花粉が飛散する時期より前に対症療法を受け始めるのが有効ですので、しっかりと対策をして頂きたいと思います。






