東近江市で入門講座とミニ交流会
【東近江】 インターネットを活用して時間や場所にとらわれない柔軟な働き方、「在宅ワーク」に注目が集まっている。東近江市は1月30、31日の2日間、女性活躍推進の一環として入門講座とミニ交流会を初開催し、市内在住の女性17人が参加した。
在宅ワークは、パソコンとインターネット環境さえあれば可能。講座では、個人事業主ゆえに求められるパソコンやビジネスの基礎知識・マナーを紹介したほか、交流会で情報交換を行った。
市内在住の女性17人が受講
基礎知識の紹介や疑似体験
講師は、女性の再就職や在宅ワークを支援するキャリア・マム(東京都)の中村照子さん(49)。中村さんも出産をきっかけに簡単な入力作業などの在宅ワークからはじめ、24年のキャリアを積んで現在は女性の就労支援の第一線に立つ。
1日目は、在宅ワークについての知識を学んだほか、業務を体験したり、八日市まちづくり公社が行政や商工団体と連携して起業を後押したり、コワーキングスペースを開設する八日市駅前の施設「SATSUKI―RО(さつき楼)」にて、自宅以外でテレワークができる環境をした。
講演では、基本的なビジネスマナーや、在宅ワークの仕事の種類(データ入力、オペレーターなど)、パソコンの基礎知識とセキュリティ対策を解説したり、パソコンを使って業務を疑似体験した。
在宅ワーカーの女性のインタビュー動画では、「下校した子どもをゆっくりさせてあげられる」「育児や介護でキャリアをあきらめなくてすむ」といった声の一方、「仕事とプライベートを区別するのが大切」といったアドバイスもあった。
講師の中村さんは「コロナ禍を経てオンラインによる働き方が一気に広がった。在宅ワークは距離に関係なく、やる気があればできる。女性の就労はとくに環境に左右されやすく、あきらめずに仕事をできる選択肢に在宅ワークを入れてほしい」とエールを送った。受講した女性(40)は、「講座をきっかけに、まず一歩を踏み出したい」と意欲を語った。
なお、主催した同市人権・男女共同参画課の担当者は、「来年度も在宅ワーク普及を目的とした講座を開く。さらに仕事の発注者である企業とのマッチングも検討してゆきたい」と話していた。







