国政刻刻 災害用「三種の神器」TKB(トイレ、キッチン、ベッド)備えは滋賀県でも必要
能登半島地震の発災から1ケ月が経ちました。多くの人が亡くなり、いまだに避難所暮らしの人たちは1万人を超えています。心からお見舞い申し上げます。少しでも避難所暮らしの困難が改善され、復興が早まるよう、国会でも議論を進めていきます。
発災直後に大事な「三種の神器」を私は常々「TKB(トイレ、キッチン、ベッド)」として「生活防災」を強調してきました。知事時代には、水道が破壊されても井戸や湧き水など地域での「近い水」を維持するよう伝えてきました。「かまどベンチ」の普及も進めました。かまどベンチは滋賀県発です。彦根工業高校の田中良典先生の提案で、普段は公園のベンチとして活用しているベンチの板をはずして、かまどに早変わりさせることで「豚汁の炊き出し」など温かい食事提供ができます。災害時だけでなく、日常的なコミュニティ活動のふれあい場所にもなります。
避難所でなかなか語られなかったのがトイレです。トイレが使えず、飲み水などを自粛して病気になる人も多く、災害関連死を防ぐための施設でもあります。今回能登半島で活躍しているのがトイレトレーラーです。トイレトレーラーは太陽光パネルを屋根につみ、明るく温かい水洗トイレが使えます。1300回分利用可能な水を積み汚物をためて、いっぱいになったら処理場に運べます。
このトイレトレーラーを広げてきたのは「助けあいジャパン」の石川淳哉さんです。石川さんは2016年の熊本地震支援で、トイレ不足で病気になる人が多いのを目のあたりにして、2017年にモデル車を開発、その後各地の自治体に提案して今、全国に22台あります。そのトイレトレーラーが能登半島に結集して活躍しています。滋賀県も、この3月予算に二台のトイレトレーラーを導入するということ。
琵琶湖そのものが大地の地殻変動でできた「構造湖」です。琵琶湖西岸断層帯などをかかえる滋賀県もいつ大地震が起きるかわかりません。災害用の「三種の神器」、皆さんの地域や家庭でも備えていきましょう!






