県政NOW 国土強靭化とリダンダンシー
令和6年が始まり、はや14日、今年も降雪が少なく比較的暖かい穏やかな新年となり、皆様も健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
ところが、新年早々、石川県能登半島で震度7の激震が観測される地震が発生し、能登半島周辺で死者、安否不明者は330人を超え、避難者は3万人を超える大惨事となりました。亡くなられた方にはお悔やみと被災された方にはお見舞い申し上げます。
地震に加え、津波による家屋の倒壊、大規模火災の発生、現地に通じる道路は亀裂や崖崩れで寸断され、消防や自衛隊、行政職員や救援物資の到着が遅れるなどで、約3100人が孤立する厳しい状況とのことでした。
加えて2日には救援物資を運ぼうとした海上保安庁の輸送機とJALの航空機が衝突事故を起こし、JALの乗客は乗員の冷静な対応で乗客乗員全員が助かりましたが、海上保安庁の搭乗員5名が亡くなっています。地震が無ければ起こらなかった事故だと思います。
救援が遅れるにつれ、避難生活で必要なのが食料に加え、生活用水と電気や燃料などのエネルギーとのことで、いかに現代生活を支えるインフラが重要か、また道路の寸断に対し、いかに迂回路が重要か、また自衛隊が存在するありがたさを再認識させられました。
リダンダンシーとは、予め交通ネットワークやライフライン施設の多重化、または予備の手段の用意を意味します。震災の多い日本には耐震を進める国土強靭化と共に、このリダンダンシーを進めることが国民の命を守るための重要課題です。
災害はいつどこで起こるかわかりません。滋賀県は交通の要衝でもあることから、今回の震災を教訓にして、道路や河川の橋梁、ライフラインのリダンダンシーを進めると共に、食料や飲料、生活用水、燃料の常時一定量確保、BCP(災害時の事業継続計画)の準備、特に医療や介護施設の継続性の確保、また食料を生産する農業の継続性など滋賀県の課題解決をより一層前に進めていかねばならないと改めて思います。
そのような中、近江高校が全国サッカー選手権で準優勝という朗報が入ってきました。
今年は甲辰(きのえ・たつ)。龍が天に昇るがごとく、近江高校サッカー部の快進撃のように、滋賀県や県民が大きく飛躍する一年になるよう取り組んでまいります。






