県政NOW 「四島(しま)を返せ!」
今年も、北方領土返還要求運動滋賀県民会議会長の奥村芳正滋賀県議会議長(団長)と共に先月22日から「第41回 北方領土視察団」の一員として、北海道根室市へ伺いました。根室市の北方領土関連施設等を訪問し、元島民の語り部のお話を伺い、交流を深め、すぐそこにある島へ帰れない悔しさや、無念さを直接お伺いいたしますと胸が痛みます。わが国固有の歯舞群島・色丹島・国後島・択捉島が第2次世界大戦直後に、旧ソ連軍に不法に占拠されて78年が経過した今も、ロシアの実効支配下にあります。ロシアによるウクライナ侵攻により、ロシア側からの一方的な平和条約交渉の中断、「ビザなし交流」の破棄を受け、北方領土問題解決への糸口が途絶えております。1万7291人おられた元島民の方々も今では5300人を切り、平均年齢も87・5歳と高齢化が進み、先を案じておられます。豊富な海産物や昆布漁で栄え平和に暮らしてきた生まれ育った島を強制退去させられた島民の皆さんに心を寄せると、同じ日本人として許せるものではありません。私達、滋賀県民にしますと遠く離れた北海道のことのように思われがちですが、私は毎年訪れ、納沙布岬に立ち目の前に見える貝殻島に本市の沖島を重ねてしまいます。もし、沖島が、誰かに不法に占拠されて北方四島のようになったならば、沖島の漁師さんが漁に出られなくなったならば・・・・・と、根室で沖島の漁師さんのお顔が頭をよぎります。「四島(しま)を返せ!」と、叫び続ける元島民の思いを決して忘れず大切にし、政府には引き続きロシアと粘り強い交渉を期待いたします。県民の皆様には、共感と理解が得られるよう引き続き取り組んでまいりたいと思います。北方領土問題に関心を持っていただき、理解や解決に向けた運動の輪が更に大きくなることを強く望みます。






