国政刻刻 超党派議員団で台湾を訪問 蔡英文総統と意見交換
七月二日から四日にかけ、野党の超党派の国会議員団(団長・前原誠司衆院議員)の一員として台湾を訪問し、蔡英文総統や頼清徳副総統をはじめとする政府・国会関係者と会談しました。
ご存じの通り、日本と台湾とは正式な外交関係がないため、民間の交流が主体となっています。したがって、こうした議員外交の重要性が、対台湾では強調されることになります。
特筆すべきは、今回、蔡英文総統と頼清徳副総統のツートップと面会できたこと。これも日本との友好関係をより強固なものにしたいとの意欲を示したものと受け止めるべきでしょう。
実際、東日本大震災の際には、台湾から二百億円を超える義援金が寄せられ、また、先のコロナ禍では日本よりワクチンを供与するなど、両者が困難に直面しても共に協力しあってきたことは、歴史に刻まれてしかるべきです。蔡総統はこれを「善のサイクル」と表現していました。
また、台湾がコロナ対策で際だった成果をあげたにもかかわらず、WHO(世界保健機関)への加盟が許されていないため、その知見が国際社会で共有できなかったこと。
さらに、世界最先端の半導体技術を有するなど、世界経済や貿易の発展に貢献する能力と意欲があるにもかかわらず、CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加盟が認められていないこと。
上記の二点が目下の課題であることを共有し、台湾のWHOへの加盟、CPTPPへの加盟をそれぞれの立ち場から後押しすることを表明しました。
もとより、日本にとって台湾は、自由、人権、民主主義、法の支配といった基本的価値観を共有する大切な隣人であり、パートナーです。台湾が「現状を維持し、武力による一方的な現状変更に反対する」との考えを日本は全力で支持していきます。
今後も、自由で開かれ、平和と安定した東アジアを形成していくために、日台の交流をさらに促進し、いっそうのレベルアップをはかるため尽力していきたいと考えています。






