党の国会対応に違和感
【全県】 衆議院議員の徳永久志氏(60、1期)が27日、所属する立憲民主党に離党届を提出した。
28日、県庁で記者会見を開いた徳永氏は「党員やサポーター、支援者、県連所属議員の皆さんには自身のわがままにより、とても迷惑をかけた。心からお詫びする」と頭を下げた。
徳永氏は「政治家となってから一貫して、政権交代可能な二大政党を作り、その中で頑張っていきたいと活動してきた」と述べた上で、昨年末頃から立民執行部の国会対応に「違和感を覚えることがあった」とし、特に今月21日に閉会した第211回通常国会の後半国会において、反対法案の採決を遅らせようと引き伸ばしたり、委員会での採決で議員が委員長にとびかかってまで採決に反対しようとしたりした場面があったことを挙げ「国民が見て納得、共感できるのかという疑問が強くわいた」とし、さらに15日に立民が中心となって内閣不信任案を提出したことで、「離党を決意した」と経緯を語った。
徳永氏は今国会での不信任案について「不信任案を出すということは、解散総選挙になるかもしれないという気構えを持って臨むことで、乱発するものではない。しかし、当時の党内には単独で政権を担えるだけの候補者には遠く足らず、同じ野党の国民民主党、日本維新の会は反対している中、強行するように提出しても自民党に利するだけだ。今回は出すべきではなかった」と批判。執行部に対しては「不満があるわけではないし、方策としては有効だった歴史もあるが、自身の中で違和感が強まった」と述べた。
今後について徳永氏は「新しい政治のあり方、政党のあり方などを無所属の立場となって追求、模索していきたい」と述べた。また、次期衆院選については、新2区から出馬する方針を継続しつつ、「現時点で、いずれかの政党や団体と協調するかしないかまでは決まっていない」としている。
徳永氏の離党届は、同党の岡田克也幹事長に提出されたが、幹事長預かりとなった。党本部では今後の対応を役員会などで協議していく。
徳永氏は今月10日、同党県連新2区総支部長に就任したばかりで、当時は党勢拡大を呼びかけていたことについて「ずっと違和感を覚えつつ、当時はまだ踏みとどまって頑張ろうと思っていたが、その後の不信任案提出で気持ちが固まった。有権者や新2区結成大会に集まってくれた人たちには正直に思いを伝えていきたい」としている。
また、先の衆院選で小選挙区では敗れ、比例復活したことに対して「議員辞職すべきというご批判は甘んじて受ける。しかし、小選挙区で自分個人に投票してくれた7万人以上の思いを受け止めながら頑張るという選択肢もあるのではないかと考え、引き続き職責を全うしたいと考えた」と述べている。
徳永氏が無所属となることで、県選出の立憲民主党所属国会議員は0人となる。






