県政NOW 特定外来生物について
滋賀県の梅雨入りは、平年と比べると8日早く、去年に比べると16日早くなっています。5月の梅雨入りは10年ぶりです。
さて、県が管理をしている道路、河川の維持管理(草刈り・清掃)が現在行われています。
道路、河川で近年よく見かける、オオキンケイギクが特定外来生物に指定されています。特定外来生物とは、海外起源の外来種で、生態系などに被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものとして外来生物法に基づいて指定された生物です。
外来生物法では、特定外来生物に指定された生物を飼育、栽培、保管、販売、譲渡、輸入、屋外に放つことなどを原則禁止しており、違反すると罰則があります。
オオキンケイギクは、北アメリカ原産とする多年生植物で、日本には明治時代(1880年代)に人の手で園芸用として持ち込まれました。
その強健さから緑化にも用いられましたが、あまりに強靭なため、野生化して全国的に分布を拡大し、大群落を作って、在来の植物の生育地を奪い、それまでの景観を一変させてしまいました。
このようなことから、環境省は、平成18年2月に法律で禁止しました。
オオキンケイギクは、5月から7月頃に5~7センチの黄色い花を咲かせます。花びらのフチは不規則にぎざぎざして、八重咲きのものもあります。花が咲き終わるとたくさんの小さい種ができ、種は風にのり道路沿いなどに広く散らばります。
駆除のポイントは、多年草で再生力が強いので、根を残すと翌年また生える可能性があります。種が飛散する前に駆除すれば、翌年に新しい芽が出ることを防げます。種ができた後に引き抜く場合は、できるだけ種を落とさないようにし、ゴミ袋に入れる必要があります。また、一度で根絶することが難しいので、毎年根気強く続けることが効果的です。
また、オオキンケイギクによくにている植物は、これらの他にたくさんありますが、見分けるときは花や葉の形をよく観察する必要があります。
オオキンケイギクは、きれいな黄色い花を咲かせる植物ですが、生態系等に被害を及ぼすおそれがある生物として、外来生物法の特定外来生物に指定されていますので、育てたり、持ち運んだり、販売することは禁止されています。絶対に行わないでください。






