自治刻刻 県内初!!竜王町ならではの耕・畜・工連携によるバイオマス資源循環
本町は、日本三大和牛の近江牛発祥の地として知られています。国の事業を活用し畜舎の建設などの施設整備の推進等を行っており、町内の近江牛の頭数は増加しています。また、平野部では、肥沃(ひよく)な土壌で、良質な近江米を生産しています。
さらに本町では、名神高速道路のインターチェンジを核とした交通網の整備により工業や商業の活性化にも取り組んでおり、ダイハツ工業の主力工場をはじめとする製造業や大型商業施設により、多くの雇用が創出されたり、来町者が増加するなど地域が活性してきました。
しかし、課題も見えてまいりました。
水田や畑で利用される化学肥料は輸入されるものが多く、地産地消での肥料利用の実施を検討する必要があります。
また、家畜排せつ物は、各畜産農家で堆肥化されてきましたが、それを農地に散布する作業が一時期に集中するため、散布作業の省力化や作業者の増員が課題となっています。
そこで、水田や畑作などの耕種農業、畜産業、工業が連携するバイオマス資源循環の事業化を計画し、7府省が共同選定されている「バイオマス産業都市」に令和5年1月12日付けで選定いただき、2月6日に認定証を授与いただきました。
この構想により、畜産から発生する家畜排せつ物と、農業から発生する稲わらなどの圃場残さといったバイオマス資源の地域内循環、それに伴う堆肥や液肥の利用、エネルギーの地産地消に取り組むことで、CO2削減を目指し、竜王町産食材や工業製品などのブランド力向上を図ります。
本町が考えているプロジェクトには、4つの事業化プロジェクトがあり、その一つが近江牛の家畜排せつ物等を利用したバイオガス化プロジェクトです。現在、町内では、ダイハツ工業株式会社 滋賀竜王工場による、NEDOの支援を受けたバイオガス事業の計画が進行中です。
今回、バイオマス産業都市選定は、滋賀県第1号の自治体となります。県内のバイオマス事業の普及拡大に努め、町がハブとなり、異業種との新しい連携を図り、構想に掲げたバイオマスプロジェクトを通じてもっと元気な竜王町を目指します。






