県政NOW 「平和」を祈る
コロナ禍が依然として終息せず、国内においては社会経済の混乱が続く中、8月15日に77年目の「終戦記念日」を迎えました。同日は、彦根市の滋賀県護国神社で開催されました「戦没者追悼慰霊祭(みたままつり)に来賓(遺族・戦没者の孫としても)出席致しました。本年2月24日に、突如として始まったロシア・ウクライナ戦争も現時点で未だ事態の収束、終戦への糸口が見いだせずにおり、連日、一般市民を含めて多くの犠牲者が出ているところですが、その早期の終結も含めて平和への祈りを御霊に捧げたところです。
この終戦記念日を前後して、東近江市の滋賀県平和祈念館では「平和祈念week2022 戦後77年 未来へとつづく平和の燈」と題して各種催しが実施されました。8月16日には、平和祈念館を拠点に活動するボランティアグループの皆様による発表会が行われ、私も出席致しました。手紙等解読グループの皆様からは「特攻兵と遺族の想い」と題して、大津市出身で昭和20年5月に南西諸島方面で戦死された、海軍航空隊所属の碓本守さんが、ご家族・ご友人と交わされた手紙の数々について、背景も含めて詳しく解説頂きました。長兄として弟や妹等兄弟姉妹を思いやる碓本さんの想いが伝わる文面、歳の離れた妹さんからの手紙に何度も出てくる「お兄ちゃん」の文字は胸に迫るものがありました。一方、演劇グループの皆様には「君思う心 胸に抱いて」と題して公演頂きました。陸軍八日市飛行場を舞台にした若き少尉と勤労女子の恋物語で、少尉は後に鹿児島県の知覧基地へと転進し、特攻隊として沖縄方面で散華されます。コロナ禍で久しぶりの公演となりましたが、皆様、心のこもった熱い演技をされ、観客一同見入ったところです。
これらの催しに加えて、現在平和祈念館では本年12月18日まで「第31回企画展示 戦死者8843名 フィリピンの戦場�� ―レイテ島・ミンダナオ島などの島々―」を開催中です。若い世代を含めて、多くの県民の皆様に足を運んで頂き「平和」について思いを馳(は)せて頂きたいと思います。






