県政NOW 災害は自然災害だけではない
例年になく早い梅雨明けとなった今年ですが、九州北部豪雨や西日本豪雨、熊本豪雨など、例年これからが集中豪雨が起こる時期です。と書き始めた途端にまたもや台風4号の影響などで、集中豪雨による大水害が全国で発生しました。また3日には静岡県熱海市の土石流が発生して1年になりました。水害への備えを怠らないよう、また避難指示発令時には早期の避難をお願い申し上げます。
東近江土木事務所では、この時期に間に合うようにと蛇砂川本川の改修工事が急がれ、近江八幡市末広町を迂回する新川への一部通水が6月15日に行われました。これにより野口町地先で細まった本川から国道421号への越水は解消されることと思われ、八日市新川による愛知川への通水と相まって、蛇砂川流域にお住まいの方にはより安心して頂けることと思います。ただ、八日市中心部を流れる筏川が蛇砂川に通水され、八日市の排水問題が解消されるまでは今しばらく時間がかかることから、早期に改修が実現するよう努力してまいります。
さて自然災害もさることながら、KDDI社が大規模通信障害を起こしたことで、通信インフラの混乱による現代社会のもろさが露呈しました。ATMや気象庁、郵便局、宅配便などの事業者が大きな影響を受け、救急や医療での通信障害は人の命が懸っています。
今後キャッシュレス化が進み、通貨がデジタル化されたり、DXで行政手続きが電子化されたり、5G時代に入り家電や自動車など生活に関わるものまで通信で動くようになると、買い物ができない、車が動かない、交通事故が多発する、自分の家に入れないなど、市民生活がコロナ禍どころではない大変なパニックになることが予想されます。
今回の通信障害は機器の定期更新が原因らしく、今後は回避することも可能ですが、ウクライナで行われたように、現代の戦争は通信妨害が重要な戦術となります。今でも中国、北朝鮮、ロシアからサイバー攻撃を日本は常時受けており、いつ起こるかわかりません。
燃料や電気代の高騰、生活必需品の高騰への対処が今すぐに必要ですが、国民を守るためのエネルギー安全保障、食料安全保障、さらに通信安全保障も早急に国に取り組んでもらい、また自分でできる対策を常に考えておかねばなりません。






