国政刻刻 「ウクライナ」に一日も早い平和を!
ウクライナの美しい町が戦場と化し、子どもも含めて多くの人びとが命を落としている悲惨な光景に心を痛める日々です。3月23日、ゼレンスキー大統領のオンライン演説を国会で聞きました。それまでのアメリカ合衆国などでの演説と比べると穏健な表現でしたが、私自身は次の4点のメッセージが重要と思いました。
以下、ゼレンスキー大統領の演説内容です。
(1)「原発リスク」ではチェルノブイリ原発の事故の核物質処理場をロシアが戦場に変えた。4ケ所の原子力発電所も非常に危険な状況にある。(2)「新たな国際機関の必要性」では1000発以上のミサイルが空爆で落とされ、数十の町が破壊・全焼している。国連の安保理が機能しなかった。責任のある国家が一緒になって平和を守るために新しい仕組みが必要。(3)「避難民がふるさとに帰れるよう」戦争の後の復興を支援してほしい。日本のみなさんにはその気持ちがおわかりだと思う。そして(4)「日本の環境と文化はウクライナと共通」日本の発展の歴史は、調和を作り、調和を維持する能力、また環境を守り文化を守るという点がすばらしい。ウクライナ人は日本の文化が大好きで、日本とは地理的距離があっても価値観が共通で心は同じように温かい。
ただ日本政府に慮(おもんぱか)ったのか「福島」という地名は出ませんでした。
ロシア革命以前、ウクライナを含めてロシアには「ミール共同体」という、村落生活の基盤となる農地や森林、牧草地、池などの生活資源を共同利用する村落共同体が、人びとの暮らしの基本コミュニティでした。水田農村を基盤とする日本農村でも、土地や森林などに加えて、川や池など、水の共有が村落生活の基盤構造となり、「ふるさと」をつくりだしてきました。共同体の重要性を研究する研究者として、戦禍が収束したウクライナの農村を訪問し、復興を応援したいという強い思いを持っております。
一日も早く戦禍がおさまるよう、与野党協力をして国会での活動を進めてまいります。






