県政NOW 『リメンバー・パールハーバー』
早いもので今年も残すところあと少しとなりました。来年こそ良き年でありますよう願うばかりです。
さて、この原稿を書いているのが12月8日、真珠湾攻撃から80年目にあたります。
メディアは相変わらず日本の奇襲攻撃だとの報道ばかりですが、米国では既に日本に対する評価が変わっていると江崎道朗氏は言われます。
『リメンバー・パールハーバー』は、攻撃当初の米国では「卑怯なだまし討ち」とされましたが、1948年「ルーズベルト謀略論」が起こり、今ではルーズベルトのプロパガンダと見なされています。アリゾナ記念館には、日米新興大国による「国益のための戦争」と記したプレートが明示されており、さらに攻撃された側の米海兵隊が、燃料タンクに被弾したためカネオヘ海軍基地格納庫にゼロ戦で突っ込んだ飯田房太海軍中佐を丁重に葬り、1971年、同基地滑走路脇に記念碑を建立しています。つまり米軍は祖国のために命を捧げた軍人に対し、敵ながらあっぱれと早くから敬意を表していたわけです。
2016年には、日本の首相として初めて当時の安倍首相がこの記念碑に献花されています。
さらにヴェノナ文書などで、これまで極秘だった真珠湾攻撃に先だって行われていたソ連による政治工作が情報公開されており、近現代史の見直しが加速しています。
一方、現在は、覇権主義国家の中国が経済力を持ったことで、軍備を増強して周辺国に挑発を繰り返し、尖閣諸島の領有権を主張し、台湾に武力侵攻する構えで、いざ事が起これば沖縄や南西諸島も戦禍に見舞われます。香港の言論弾圧、チベットやウイグルの人権弾圧、女子テニス選手の人権問題は自由主義諸国から非難され、北京オリンピックの外交ボイコット、QUADやAUKUSなど対中包囲網が築かれています。
外交や情報であらゆる工作が行われている現在、戦禍は決して繰り返してはならないが、自由と民主主義、人権と法の支配という普遍的な価値を持つ日本に今を生きる我々が、祖国のために散華した英霊に恥じないよう国を守る気概を持たねばなりません。
また、正しい近現代史が学校で教えられるよう努力してまいります。






