県政NOW 「びわ湖の日」
東京オリンピックを目前にして厳しい暑さになり琵琶湖や川が恋しい季節となりました。
滋賀県には大小合わせて509本の一級河川があり、そのうち117本が琵琶湖に直接流入します。流れ出る川は瀬田川だけで、宇治川・淀川と名前を変えて大阪湾に注ぎます。琵琶湖の水は、京都府・大阪府・兵庫県の1450万人の暮らしを支えております。また、琵琶湖は400万年前に出来た世界有数の古代湖でもあります。私たちや動植物にとっても豊かな恵みをもたらす母なる琵琶湖。産業の発展と共に私たちの生活が豊かに(便利に)なる一方で、琵琶湖の水は汚れ1977年には琵琶湖で初めて大規模な「赤潮」が発生しました。赤潮の原因の一つが合成洗剤に含まれる「リン」であると知った県民は、琵琶湖をきれいにしようと合成洗剤をやめて、粉せっけんを使う「せっけん運動」をはじめました。一昨年、他界した母が、当時、野球をしていた私のユニホームやカッターシャツを洗うのに、「合成洗剤に比べて粉せっけんは汚れが落ちにくいのよね」と言いながら洗濯してくれていたことを、懐かしく思い出します。1980年に、せっけん運動を背景として「琵琶湖条例」を施行し、1981年に7月1日を「びわ湖の日」に決定して県内全域で湖岸や河川などの清掃活動が行われ毎年10万人以上の人が参加しておられます。あれから、ちょうど40年。本年7月1日に琵琶湖の保全再生に向けた目標として、SDGs持続可能な開発目標の琵琶湖版、MLGsマザーレイクゴールズを策定しました。MLGsは琵琶湖を愛する皆さんの「びわ湖との約束」から生まれたもので、一人ひとりが自発的に取り組める13の目標を掲げております。MLGsが皆さんの生活に溶け込み、私たちの愛する国民的資産の琵琶湖がこれから先もずっと、美しい琵琶湖であるために琵琶湖について知り、学び、自分に出来ることを共に始めましょう。







