国政刻刻 友を偲んで
さる5月1日、若いころから親しくしてきた友人を突然亡くしました。いまだに気持ちの整理がつかず、この世の無常をしみじみと感じています。
友との出会いは今から約30年前、彼が司法書士事務所を開設後、入会された社会奉仕団体である八日市青年会議所(当時)でした。ともに血気盛んな30代、性格や考え方は全く違いましたがまちづくりやお互いの仕事のことなど、今振り返れば「何をそんなに真剣に」と思うほど夜遅くまで語り明かしたことや、二五八祭りなど行事の準備に一緒に走り回ったことが懐かしく思い出されます。
私には、彼にどうしても感謝の気持ちを伝えなければならないことがあります。彼は18年前に県議会議員選挙に初挑戦した時、朝から晩まで一生懸命に応援をしてくれました。その後辛酸をなめて苦境にあった私の後援会長職を引き受けてくださる方がなかなか見つからない中、火中の栗を拾ってくれたのも彼でした。さらに国政に初挑戦した時には毎晩のように演説会に駆けつけ励ましてくれたものでした。こうして今振り返ると、本当に彼には助けてもらってばかりでした。
3月に電話をもらい彼の体調がよくないことを知りました。そして検査入院をされる前に私の事務所で話したのが彼との最期のお別れとなりました。その時には「残された時間を有効に使い仕事はしっかりと引き継ぎたい。一瞬目の前が真っ暗になったが、前向きに考えて検査をしてくるから。退院したらまた話をしよう」と言っていたにもかかわらず、このような結果になってしまいました。こんなことになるならば生前中にもっとしっかりと感謝の気持ちを伝えておけばよかったと今更ながら後悔しています。これからも彼との思い出を胸に刻み、彼の友情に恥じることのない政治家として歩み続けていくことをご霊前に誓いました。「ありがとうございました」。






