県政NOW 新年度の幕開けです「新入生へのメッセージ」
4月になり新年度がはじまりました。県庁でも人事異動があり、新しく赴任した担当者が挨拶に来られています。入学式もこのほど行われ、初々しい新入生が希望を胸に学校の門をくぐりました。今年の新入生は、新型コロナウイルスにより修学旅行を始め運動会や文化祭など学校行事の殆どが縮小や取りやめになるなど、大きな影響を受けた学年です。
僭越(せんえつ)ですが、新しい門出を祝い、メッセージを送りたいと思います。
皆さんはこれまで、自宅や地域、学校の中で多くの事を学び、人や物との関わり・付き合いなど、特に昨年は大きな社会の変化を経験し、様々なドラマがあったと思います。人との付き合いの中でトラブルに見舞われても、お互いが何らかの心の痛みを感じたはずで、それらが「知識」となり、相手のことを考える事で心も一回り成長したはずです。
地球上で何十億もの人がいる中で、一緒に集い、生活した事は、お互いに「縁」があったからであり、知り合った友達・知人、一緒に経験した知識は、皆さんの財産です。これからも自分の人生を左右する新しい出会いや別れがあり、自分の進む道に立ちはだかる壁を乗り越える時に、いろんな人とのご縁が皆さんを支えてくれることと思います。これからの出会いを大事にして頂きたいと思います。
また人には「知恵」という力があります。世の中に在るものを経験し、学び取る知識は、知恵を出す為の材料にすぎず、知恵とは、道理を判断し対応していく、筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力であり、世の中にないものを考え創り出すことにあります。
目の前で起こる出来事に、その場から「逃げる」、自分や周りの人や物を「守る」、そして堂々と「戦う」という対応があります。目の前の現実から逃げることは最も簡単ですが、何も残りません。守り、戦う為に勇気を出すことは自分に自信を与え、人に勇気や元気を与えます。
これからの世の中を正しく判断し、直面した出来事と戦っていくのに必要な知識は教科書に載っていない事柄もあります。情報が氾濫する今の社会では簡単に知識を得ることができますが、日本人として何が正しいのか自分自身が判断して正しく行動し、新しい事へも勇気を持って挑戦し、大きく成長して頂きたいと思います。






