県政NOW 「近江牛」
2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震により、被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げます。
2月も残すところあとわずかとなり、厳しかった寒さも和らぎ日に日に春の訪れを感じられる今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。県議会は2月定例会議の真っ最中で、令和3年度一般会計当初予算6700億円を含む様々な議案を審議しております。
さて、皆様お住まいの地域には様々な伝統や特産品がございます。永い間、守り続けられ、風土や気候、人々の暮らしに根差した地域の宝です。残念ながら時代の流れと共に消え去ったものも少なくありません。特産品の一つに「近江牛」がございます。その大半9割が、近江八幡市や竜王町等の蒲生平野で肥育・生産されております。この地域は昔から農業が盛んで、鈴鹿山脈のミネラルをたっぷり含んだ栄養豊富な雪解け水が日野川、愛知川から流れ込み、優良な農地を形成してきました。盛んに行われるお米作りに「牛」は欠かせず、家族のように大切に扱われてきました。食肉牛としての歴史は古く、1590年、豊臣秀吉の小田原攻めの時、高山右近が蒲生氏郷と細川忠興に牛肉を振る舞ったとされる史実が残っています。このように近江牛は、全国にブランド牛が300ある中で、さらに、日本三大和牛でも最も古いブランド牛なのです。飼料と気候に恵まれた近江牛は、霜降りの度合いが高く芳醇な香りと、脂質の口溶けのよさが特徴です。400年以上の間、愛情と手間暇かけて守り続けてこられた農家の皆さんのたゆまぬ努力とご労苦に深く感謝申し上げます。また、様々な形で支援してこられた市・町や関係団体、市民の皆様にも感謝する次第でございます。まさに、地域が一体となって守り育て上げたブランドで、ふるさと納税の返礼品としても圧倒的な人気を誇ります。滋賀県は、この度、返礼品の扱いを変更しようとしており、地元市町から賛同できないとの声が上がっております。県民の皆様の暮らしを守ると同時に、地元の皆様の暮らしを守るために、県議会議員として県にしっかりと地域の声を届けてまいります。







