県政NOW 新年を迎えて
多くの皆さんが、今年の新年は、いつもと違う元旦をむかえられたことと思います。年末から年明け後もなおコロナが生活や様々な活動に覆いかぶさっています。新型コロナウイルスは、私たちのこれまでの生活の仕方だけでなく、ものの考え方までも変えています。その変化を「商機到来」との見方をする報道も多く目にします。私たちが毎日口にする農畜産物、食品の販売キーワードは、この数年「安全・安心」「おいしさ」「健康」が常にトップ3だったものが、相次ぐ気象災害から品質以上に「価格や数量の安定」が求められています。さらに人手不足が伝えられると販売キーワードが「物流」へと変化し、今年は、やはり「コロナ対応」がトップとのことです。たしかに、正月もそうでしたがコロナによる巣ごもりは、これまでの業務用から家庭消費へ需要はシフトしているでしょう。また、コロナの次のトレンドは「ネット取引・宅配」で、さらに感染対策での電子商取引がますます進むとされています。また、世界的な感染拡大は貿易にも影響が出ています。輸入の不安定さから流通業界の調達先が海外から国内へ、そして地産地消へ向かうという予想もあります。国産回帰の契機になればと思います。一方で、日本ならではの食はこの機会に安全性を第一に輸出を企てるという国の方針も理にかなっていると思います。米余りを、輸出用日本酒のための酒米生産へと転換するなど、いずれにせよ、このコロナの機会に、「何かを生み出す」ということは、今コロナの感染拡大の陰になっている地方創生の一歩になりえるのではないかと思います。さて、予防ワクチンもそこまで見えてきましたが、なおコロナ終息が見えない中で、医療従事者の皆さんには心から感謝申し上げます。私の新年の抱負の一つは「常にコロナ感染防止対策の行動を取る」ということを、地元の神社で決意しました。こうした国難の時こそ、身近な三密回避の行動を全員が抱負にしたいものです。






