「健康しが」をめざして 未来をつくる新たな「一歩」を!
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、決意も新たに新年をお迎えのことと存じます。
さて、昨年からの世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大は、医療現場や経済活動へ大きな影響を及ぼすだけでなく、私たちのこれまでの生活様式や価値観に大きな変化をもたらしています。
グローバル経済への過信や都市一極集中のリスクなど、現代社会が抱える課題が顕在化した一方で、本県の適度な“疎”や自然に恵まれた暮らしなど、滋賀の持つ価値が再評価されています。
ウィズコロナ・ポストコロナ時代を展望し、危機を転機と捉え、滋賀の強みを伸ばしながら、「幸せ」を実感できる滋賀をつくってまいりたいと存じます。
また、私たちの暮らしを映す鏡と言われる琵琶湖では、二年連続で「全層循環」が北湖の一部で確認できませんでした。底層の溶存酸素量が過去に観測されたことがない状況まで低下し、琵琶湖で暮らす生物への影響が懸念されます。
この原因のひとつが地球温暖化であると考えられており、私たちは、これを琵琶湖から発せられる警鐘として捉える必要があります。
滋賀県では、気候変動への危機感から、昨年より“しがCO2ネットゼロ”ムーブメントの取組を始め、多くの県民の皆様から賛同の声をいただいています。
一方、琵琶湖の水源である「やま」に目を向けると、森林は、CO2の吸収源としても重要な役割を果たしています。本県では、豊かな自然環境を健全な状態で保とうと、森林・林業・農山村を一体として捉えた「やまの健康」にも力を入れています。その一つとして、県内の農山村で五つのモデル地域を選定し、地域資源を活かした生業づくりをはじめ、都市との交流など、滋賀のやまの価値や魅力を実感できる暮らしづくりに取り組んでいるところです。
今年は、これらの取組を一段と加速させ、皆様とともに未来をつくる「一歩」を踏み出す年にしてまいりたいと存じます。
本年も県民の皆様の願いや思いに寄り添いながら、すべてのひとの「いのち」が等しく守られる滋賀、「利他のこころ」でともに生きる滋賀をつくってまいりたいと存じますので、一層のご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
本当の意味での「健康しが」の実現に向け、ともに頑張りましょう!







