県政NOW 近江の風土に生きる「聖徳太子」を誇りに
秋も深まり、紅葉が見ごろの季節となりました。11月3日は文化の日。今年も秋の叙勲・褒章が発表され、県内からは叙勲42人、褒章16人と1団体が選ばれました。
社会のさまざまな分野での功績を称える「旭日章」が16人、国や地方公共団体の公務に長年従事した功労を労う「瑞宝章」が26人、また社会奉仕活動に長年従事し、ボランティアなど社会奉仕活動が対象の「緑綬褒章」(団体は褒状)が1人、1団体。その道一筋に励んだ人をたたえる「黄綬褒章」が9人、公共性の高い分野で尽力した人が対象の「藍綬褒章」が6人の方々です。ご受章、誠におめでとうございます。
また各市町でも表彰式が行われたと思いますが、東近江市の市政功労者表彰式、教育委員会表彰式が3日に執り行われ、自治功労表彰状50人、社会功労表彰状7人、社会功労感謝状が3人と4団体・法人、教育委員会功労賞が4人に授与されました。誠におめでとうございます。今後のさらなるご活躍をご祈念いたします。
さて功績と言えば、日本の古代国家に大きな功績があるのが聖徳太子で、聖徳太子に関係する歴史文化遺産は滋賀県が全国で最も多く、その中でも東近江地域が最も濃密に聖徳太子に縁起を持つ寺院や神社が多いとの事です。この歴史文化遺産を資源として、その価値を発信し、観光振興はもとより、他所に誇れる地域づくりに寄与することを目的に、「聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会」が、東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町の2市2町と聖徳太子ゆかりの11社寺、滋賀県観光局、商工会議所、商工会、観光協会などで結成されました。
令和4年には聖徳太子薨去(こうきょ)1400年を迎えようとしており、この委員会の取り組みで大河ドラマなどになれば全国的に聖徳太子が見直されることが期待されますが、ただ1つの懸念は、教科書から「聖徳太子」の文字が消えつつあり、「厩戸王(うまやどのおう)」と記載されたことです。日本人に親しまれ、日本の古代国家に功績のある聖徳太子の名前は、後世代にしっかり伝えていかねばなりません。伝えるべき文化を守り、改めて聖徳太子をキーワードに、この地域の住民の誇りの醸成と観光による活性化がもたらされるよう、県議会からも後押ししてまいります。






