県政NOW 「差別」
新型コロナウイルス感染拡大の勢いは止まらず、連日のように記録的な陽性者数が発表されています。影響を受けた皆さんに、国や県、市町が様々な支援をして、かつてない予算を費やして対応しております。このような中、私が最も危惧して許されないのが、感染者への差別であります。差別がダメなことはほとんどの人がわかっているはずなのに、感染者をまるで犯罪人のように扱い誹謗中傷する人がいます。感染した人の家に貼り紙等されて、ひどい目にあって住みづらくなり、やむを得ず引っ越しをされた人もいるように聞きます。人は誰でも病気になるし、好んで感染したわけでもありません。悲しくてやりきれないのは私だけではないでしょう。本来ならば、「病気になってお気の毒に、早く回復してくださいね」と声を掛けられるでしょうに。広島と長崎に原爆が投下されて今年で75年、被爆者の方に放射能差別、東日本大震災の福島第一原発事故の時にも放射能差別、差別される人に何一つ非もなく理不尽なことであります。もしも、あなたが逆の立場だったらどんなに辛いでしょう。考えてください。人種差別、同和差別、障がい者差別、職業差別、男女差別…、あらゆる差別が、差別される人に理由はありません。差別する側に問題があるのです。災害が起きれば被災地に行ってボランティア活動をして困っている人を手助けする。珍しいおかずを炊いたらご近所におすそ分けし、他人を思いやり、みんなで助け合いながら「おかげさんで」と暮らしてきた日本人、外国人が感心する日本人は、いったいどこへいってしまったのでしょうか。コロナ禍で感染が怖くて自分のことしか考えなくなってしまったのでしょうか。コロナ禍での、マスクや消毒液、最近のうがい薬の買い占め等々、反省しなければならないことがあるように思います。学校などで人権学習が行われていますが、家庭の役割が最も大きいと思います。お家で過ごす時間が多くなった今こそ、人権について家族で話し合って欲しいと思います。
一人ひとりの基本的人権が尊重され、差別のない社会を目指して皆さんの意識を変えていきましょう。皆さんの意識が変わり、プライバシー保護が約束されれば、情報開示も自然と詳細になることでしょう。







