県政NOW 公衆衛生の要―滋賀県衛生科学センター
新型コロナウイルス感染症は、東京都において、1日当たりの陽性者数が200人(16日執筆時点)を超す日が連続するなど、人口密度の高い都市部において、再び、感染拡大の傾向を示しており、注意が必要です。
滋賀県においても、近隣の京都府や大阪府での行動に由来する患者が散発的に発生しており、これまでの基本的な対策の徹底を皆様にお願い致します。手洗いやうがい(洗口)の徹底、マスク着用、三密(密閉、密集、密接)が重なる状況を避ける等です。基本的な対策を確り行って頂ければ、過度に恐れる必要はありません。
さて、去る7月13日、所属する県議会会派「さざなみ倶楽部」の政務調査で、滋賀県衛生科学センターを訪問しました。同センターは、地域保健対策を効果的に推進し、公衆衛生の向上および増進をはかるため、滋賀県における科学的かつ技術的中核として設置された試験研究機関(地方衛生研究所)で、昭和27年に滋賀県立衛生研究所として発足し、現在に至ります。
この度のコロナ禍においても、陽性者確定のための「PCR検査」について、県内における中心的役割を担って頂いております。現在、ウイルス担当係員4名を中心に、計11名の人員で、日々持ち込まれる検体を処理頂いており、1日当たり最大75の検査が可能です。検査機器は増設されましたが、検査員の手技に負うところが多い実状があり、大変な集中力を要する業務であることを実感しました。県民の安全・安心の為に奮闘頂いていることについては、敬意と感謝の言葉しかありません。検査業務のあり方、検査員の負担軽減については、本県のみならず、全国的に自動化機器の導入を含めて議論を深めていかなければなりません。併せて同センターについては、築後50年を経過し、建物自体の「老朽化」も大いに感じたところです。
県民の安全・安心の為の要の施設、ソフト・ハードを含め、今後のあり方について、県議会でも議論を深めて参ります。






