県政NOW コロナ禍における避難を考える
死者数が200人を超える甚大な災害となった西日本豪雨から2年、またもや同じような時期に九州で、同じく線上降水帯による豪雨災害が発生し、熊本県球磨川流域では50人以上の方が亡くなられました。ここは、「東の八ッ場、西の川辺川」とダム反対運動の代名詞の場所で、八ッ場ダムは完成して昨年の台風19号による被害を少なくしたと言われていますが、川辺川ダム建設中止から12年、もし完成していれば避難する時間を稼ぐことができ、助かる命があったのではないかとも思われます。
亡くなられた方にお悔やみを、また被災された方にお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を祈念いたします。
線上降水帯はどこでも起こる可能性があり、これから台風のシーズンでもあり、また地震もおこり得ることから、コロナ禍にある現在、感染症対策も考え備える必要があります。避難者が集まる避難所には当然感染症対策に配慮した運営が求められ、滋賀県も6月23日に避難所運営者向けガイドラインを作成しました。九州においても流れる映像に感染症対策されていることが見て取れます。しかし、収容人数は半減することからこれまでの避難計画を見直す必要があり、より広範囲の避難所や新たに行政が指定する避難所(ホテルや旅館など)を確認しておく必要があります。
また感染を避けるため、自宅にとどまる(2階へ避難)、遠くの親戚等を頼る、自家用車に寝泊まりするなどの避難も考えられますが、まずは防災情報マップで自宅の浸水可能性を確認して行動を判断し、家族の年齢や障害・持病の有無に応じた避難場所を行政に確認しておき、災害状況や天気を的確に把握して早めの判断で命を守る行動を心がけて下さい。特に自家用車で避難する場合、交通渋滞に巻き込まれたり水没の可能性もあることから早めの行動を心がけ、ゆったり就寝できる空間とトイレを確保して下さい。また食料の確保や安否確認で混乱を来すこともあり、自治会や行政への連絡先を確認して、避難した時の連絡を心がけて下さい。
その他持出品など、県広報誌「滋賀プラスワン」7・8月号の特集も参考にして災害に備えて頂くようお願いします。






