県政NOW 永源寺相谷特高発電所見学会に参加して
先月28日(日)の午後、永源寺相谷町の今若自治会長様からご案内を頂いた「永源寺相谷特高発電所」の見学会に参加をさせていただきました。計画から5年目の完成で今年4月1日から稼働しています。この場所は、区有林であったことから自治会として進めてこられたということで、今若自治会長は「山はいつまでも山、有効利用と発想の展開で相谷の自慢の一つだ」とご挨拶され、当日は自治会の多くの方が見学会に参加されました。太陽光パネルは約3万枚で1か月4千世帯の電力が供給できる県下最大規模だそうです。区有林であったことから、もちろん山林です。地理的、位置的にも住宅街からはまったく見えませんが発電所からは遠く琵琶湖までが見え、鈴鹿から流れる愛知川の蛇行も確認出来る見晴らしの良い場所です。太陽光パネルの下は山であることから当然緑化をされています。まさに相谷町の名所の一つになったと感じました。余談ですが、電気のスイッチを入れれば必ず電源が入ります。それが当然と考えていますから、いざ停電になると停電中の時間は非常に長く、そこで改めて電気の有難さを感じる経験を皆さんもお持ちだと思います。電力供給がひっ迫していた昭和40年代に「火力発電所や原子力発電所を共同で建設し、生み出される電力は大規模工業団地への供給と同時に超高圧送電網で広く住宅消費地に配分し、国内融通も行う」とする政府の方針で今の電力会社の形になっています。しかし50年以上の歳月でエネルギー政策も大きく変わって来ました。東日本大震災を契機により安全な電力として太陽光発電などの自然エネルギーへの転換、また発電事業と送電事業の分離の法的措置に伴い、既存電力会社でも分社化がされました。こうした流れの中で、自然エネルギーを活用した地域発電所はますます増えて行きますが、「永源寺相谷特高発電所」は一つのモデルになると思います。かつて区有林は自治会とそこに住む人々の生活を、木材という財産が守ってきました。今、少子高齢化など大きく様変わりをする時代に、あたらしいエネルギーで山と自治会を守るという、自治会長がおっしゃった、「山はいつまでも山」有効利用と発想で新たな地域づくりが始まりました。滋賀県もエネルギービジョンを策定し推進していますが、ぜひ県内にこうした新しい発想のエネルギー基地が生まれるよう進めていきたいと思います。






