国政刻刻 子どもにはコロナ感染以上に関連健康被害が問題では?
5月25日には、全国的に緊急事態宣言が解除され、社会経済活動が徐々に再開しはじめました。ここまで行政や医療、そしてそれぞれ仕事の場でご協力いただいた皆さまに深く感謝申し上げます。国会では二次補正予算も閣議決定され、経済的な悪影響を少しでも緩和できるよう動いております。
先日、滋賀県内の児童福祉施設で働くOさんから、コロナ禍で児童福祉の現場が大変苦しいとお手紙をいただきました。「福祉の仕事は“愛情労働”、子どもは施設に暮らしているので在宅勤務は不可能なうえ、学校も休校で先が見えず、施設の子どもは発達に障害がある子どもも多く、疲弊は想像以上です…」
Oさんが言っておられるように、福祉の仕事は「愛情労働」。人と人が手をふれ、体をふれあって、不安をやわらげながら、命のいとなみを支えあっています。そこに今回のコロナ感染症は「人との距離をとれ」という。「密閉」「密集」は空間的配置を工夫することでどうにかできると思いますが、「密接」をさけたら、そもそも「愛情労働」はなりたちません。今回のコロナ禍では介護施設や福祉施設などまさに「愛情労働」とOさんが言われる場での判断は、想像を絶する困難に直面しておられることでしょう。
ただ少し救われるデータが最近公表されました。日本小児科学会が、これまでの世界中の公表論文を詳しく調べ、子どもは感染しにくく、子どもの致死率はほぼゼロということで、日本は特に感染率が低いと発表しました。逆にコロナ禍をおそれすぎての学校閉鎖や遊び機会の減少、母親や家族の子育て不安による家庭内暴力や虐待などの方が問題は大きいと言われています。確かに新型なので、医学的な危険性がみえないところもあり、高齢者や血管系の既往症のある方には特に注意が必要です。
ここは冷静に、特にお子さんにはマスクで熱中症になるかもしれません。暑いときには無理せずマスクも少しはずして、皆で支えあって梅雨の気候に備えましょう。






