県政NOW まさに有事です
緊急事態宣言のもと、滋賀県議会招集会議が開催されました。有事の中新たな通年議会が始まります。私も「土木交通・警察・企業常任委員会委員長」を拝命し、県政発展のため精一杯努めてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。その県議会も新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、マスクや限られた出席者などの体制を整えての開催でありましたが、全議員が議場に集まっての会議でした。今、国会内で「3密」回避の有効な手段としてインターネットを使ったオンライン審議の導入を求める声が上がっているようです。ところが、憲法56条は議員の出席を求めており、これが踏み切れない壁となっています。『出席』はどういう意味なのかと。3密の回避を呼びかける国会が、その回避のための手段を憲法解釈上すぐに出来ないという、有事なのに何とも歯がゆい現状ではないかと思います。今回出された「緊急事態宣言」も新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正で可能となったものですが、拘束力まではなく基本「要請」レベルで、応じない場合でも「指示」までの限定的なものです。疑いようの無い非常事態です。日本列島が見えない脅威にさらされている深刻な状況で、これで良いのかと、現行法の限界を感じます。海外ではマスクをせずに外出すれば罰金という国もあります。限界のある法整備のもとで、経験したことのない有事にあっては、私たちの良識ある行動こそが最も大きな感染拡大防止対策だと思います。感染者数の推移からは高止まりのようにも見えますが、まだまだ予断を許さない状況です。今しばらくの外出自粛でこの有事を乗り越えましょう。その自粛による社会経済停滞への対策も国を中心に各地方自治体でも独自の対策が順次打ち出され、本県も今議会で総額約143億6千万円のコロナ対策補正予算が措置されました。報道などでは、唐突に対策が出されるとか、独断であるとかの批判的なものも多かったように思いますが経験したことのない有事では走りながらの対策とならざるを得ません。しかし、こうした場合、これまでの考えにとらわれない臨機応変な発想が必要です。県議会もこれまでの慣例にとらわれることなく有事での対応を進めていきたいと思います。






