県政NOW 「暖冬」
地球温暖化の影響でしょうか?今年の冬はとても暖かく1月24日現在、まだ、滋賀県に雪らしい雪は降っていません。寒さが厳しくなく、積雪による交通障害もなく私達にとっては過ごしやすい冬となっております。
一方で、日本の「四季」が年々、失われていくような気がいたします。私達が暮らす滋賀県は、もともと降雪地帯で、人も自然も文化も産業も冬の寒さを前提に歴史が築かれてきたものです。その恩恵を受けて、生活をされておられる方々にとっては大変なことです。スキー場は営業できません。関連される方々も影響は大です。冬物衣料の売れ行きも不振になるでしょう。燃料屋さんも不振になります。農業への影響もどうでしょう。ハウス栽培等での燃料代が少なくて済んだり、積雪によるハウスの倒壊の心配はないものの、白菜や大根等の冬野菜の生育が早まり供給過剰になります。本来、冬眠するはずのクマはどうでしょう。冬眠から早く目覚めてエサを求めて人家近くに出没し危害を加える可能性もあります。「琵琶湖」の水の循環や、生態系への影響は最も危惧するものであります。
いつものように、四方の山に雪を積もらせ厳しい寒さを耐え忍び春の訪れを待つ。春には山の栄養分を十分蓄えた雪解け水が、大地に染み込み河川を通り琵琶湖に注ぎ込まれる。その恩恵を受けて私達は代々、この地で暮らしてきました。自然と上手く付き合い共生してきたように思います。このまま雪が降らないと、夏場の渇水・水不足も心配であります。
日本では、1987年から暖冬年が続くようになりました。国は平成10年に温暖化対策推進法を施行しました。また最近では、滋賀県が昨年1月に地球温暖化による災害や農作物への影響などに対応するため「県気候変動適応センター」を県庁内に設置しました。全国で2例目であります。琵琶湖や県民の皆様への影響が最小限になることを祈りながら注視してまいります。昨年の感謝を忘れずに2年目の本年も精一杯取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。







