県政NOW 防災マップの再確認を
朝晩の冷え込みが身に沁(し)みるようになり、野山が色づく季節になりました。
今年の滋賀県の夏は昨年の酷暑に比べ比較的ましとは言え、9月に入り、残暑とは言えないような猛暑が続き、東近江市では9年ぶりに9月としての猛暑日を記録しています。
台風の発生は峠を越えたと思われますが、8月には「超大型」台風10号が中国地方を暴風域に巻き込み、九州北部を記録的な豪雨が襲い多くの被害をもたらしました。
9月には、過去最強クラスの台風15号が関東圏を襲い、送電線の鉄塔や電柱の倒壊で93万軒におよぶ停電が発生し、その後の復興の遅れによる長引く停電と猛暑により熱中症で亡くなられた方もおられます。
さらに10月に入り、台風19号が関東圏から東北太平洋岸を襲い、大雨特別警報が1都12県に発令され、その後の大雨も含め、74河川140カ所で堤防が決壊し、死者・行方不明者100人、家屋被害1万5144棟、床上・床下浸水約7万棟、停電最大52万軒、断水は14都道府県で最大16万戸に上りました。産業への被害は、農作物りんご・米など約1万6140ヘクタールで119億円、家畜約26万頭羽、農地損壊約9359箇所、農業施設1万1564カ所、林道施設等8149カ所、漁船271隻などに及ぶ大災害が発生し、政府は激甚災害、非常災害の指定を行いました。
台風のコースが少しずれていたら滋賀県も被災していたわけで、亡くなられた方にはお悔やみを、また被災された方にはお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を祈念いたします。
台風や地震などの災害は、日本列島のどこでも起こり得ることであり、近年は予想もできないほどの甚大な被害をもたらす大災害が、いつ、どこで起きてもおかしくない状況の中で、堤防強化や河川浚渫など事前の対策を早急に進め、災害に万全を期さねばなりませんが、台風など予測がつく災害に対しては、まずは日頃の河川清掃と共に、早めの避難が重要であり、県や各市町で作成されている洪水ハザードマップは今回の災害においてもその正確性が改めて認識されたところです。
各家庭の洪水ハザードマップで浸水地域や避難場所、避難ルートを確認いただき、日頃の防災訓練に参加して備えて頂ければと思います。なお県のホームページから各市町の洪水ハザードマップを見ることができますのでご利用下さい。






