「健康しが」をめざして 災害への備えを大切に
9月1日は「防災の日」。
台風シーズンの今、避難場所や非常持ち出し袋の確認など、いざというときの行動について一人ひとりが考え、ご家族や地域の皆さんと話し合う機会にしていただきたいと思います。
先日、知事就任以来11回目となる短期居住のため、甲賀市信楽町多羅尾に滞在しました。短期居住では、その地域ならではの体験や地元の方との語らいを大切にしており、毎回、新たな学びや気づきがあります。
多羅尾地区は、昭和28年に、豪雨による山津波で死者40名を超える非常に大きな水害があったところです。ちょうどお盆の時期だったため、帰省中の幼い子どもたちも犠牲になったと聞きました。
当時、村長であった多羅尾光道氏は、豪雨の翌日に、生きる気力を失いかけた村人たちに向けて、救援の手を差し伸べてくれた方々への感謝とともに「全村協力一致して、我が村の再建に勇往邁進しよう」と呼びかけています。いざ災害が起こったときのリーダーのあり方として、感じ入るところが多くありました。
多羅尾地区では、この水害による経験や教訓を未来へ引き継いでいく取り組みも行われており、大変心強く感じています。
歴史の教訓から学び、いざというときに備える。自分で自分の命を守る「自助」、地域などでお互いが助け合う「共助」、そして「公助」のいずれにおいても、とても重要なことです。
そして、いざというときに迅速かつ的確に対応できるよう、県では、毎年9月に、関係機関や各種団体、企業、住民の皆さんと総合防災訓練を実施しています。平時からの備えと日頃からの顔の見える関係づくりを大切に、防災の意識・知識・組織を高めてまいりたいと思います。
災害は、いつか、どこかで必ず起こります。防災力、減災力の向上に向けて、一緒に頑張りましょう!







