自治刻刻 備えあれば憂いなし
先月28日、九州北部地域が前線と線状降水帯の影響による猛烈な雨に見舞われ、気象庁は大雨特別警報を発令し最大級の警戒をするとともに「直ちに命を守るために最善の行動を取るよう」呼びかけました。しかし想像をはるかに超え、恐怖と報道されるほどの大水害により、残念ながら多くの犠牲者を出しました。被害者の皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。私たちの地域も、明日災害に見舞われるかもしれません。対岸の火事ではありません。命を守るための避難について、自己、家族、地域が日頃から意識をもっていなければいけないと改めて痛感しました。一方、最大限の河川機能強化のための事業や日頃の河川管理は当然怠ってはなりません。現在、滋賀県も「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」により治水、治山、ため池、急傾斜等の対策を進めています。しかし、河川はやはり自然の中にあり、草や立木の放置は治水効果に大きな影響を与えます。これらの対策として河川内対策工事の実施とともに、地域の皆様には「河川愛護」や「川ざらえ」に取り組んでいただいており感謝を申し上げます。ただ、人口減少や高齢化のなかで、今後どのように河川愛護等を進めていくのか、新たな方針を検討する時でもあります。また、市街地を通る大小の河川は、ほとんどが河川整備計画の無いままで、その周辺の開発が進んできました。現状では洪水対策も容易ではない所もあります。今後、特に市街化区域での開発にあたっては、影響を受ける河川の将来を見据えて、県としての指導や対応をどのように行うのかも大きな課題と言えます。大規模河川の整備とともに、身近な都市河川対策も含めて来る9月18日開会の県議会9月定例会議で取り上げたいと思っています。また、8日に開催される東近江市防災訓練にも参加させていただきますが、今後とも災害から県民皆様の命を守る施策推進に「備えあれば憂いなし」の心で努めてまいりたいと思います。






