県の緑化意識・林業を発信する拠点に
【甲賀】 2021年に県で開催される第72回全国植樹祭の開催地がこのほど、甲賀市甲賀町大久保の「鹿深夢の森」に決定した。植樹祭開催に向けて調整を続けてきた三日月大造知事と公益社団法人国土緑化推進機構の前田直登副理事長が県庁で行った共同記者会見で発表した。
県ではこれまで、17年9月に植樹祭に向けた準備会を設立し、式典会場となる候補地について検討を重ねてきた。今年3月、式典会場として十分な広さを有するとともに既存施設を有効利用することで経費を大幅に節減できることや新名神高速道路の沿線であり、交通アクセスも良好であることなどから、鹿深夢の森を候補地として選定した。今年7月には、実行委員会(会長・三日月知事)を発足し、同機構と会場の調整を行ってきた。
事前に鹿深夢の森を視察した前田副理事長は「植樹祭は、湖と森と人とのアンサンブルにとっても大変意義のあること。今後、全国に滋賀県の林業を発信できることが期待できる会場だと感じた」と語った。
三日月知事は「植樹祭に向けた機運の中で、緑化意識や山との関わりを意識してもらえる機会の創出など、“やまの健康”の増進につなげていけるよう取り組んでいきたい」と述べた。
会見後、三日月知事は知事室に岩永裕貴甲賀市長を招き、同市が開催市として正式に決定したことを報告した。岩永市長は「大変喜ばしい報告だ。全国から来られる人をおもてなしの心を持って迎え、市や県の発展に寄与できるような大会にするために、一致団結してしっかり役割を果たしていきたい」とコメントした。
全国植樹祭が県で開催されるのは1975年に栗東市の金勝山(現在の滋賀日産リーフの森)で開催された第26回以来の2回目となる。







