「健康しが」を目指して「滋賀から世界へ、そして未来へ」
少しずつ木々の葉が色づき始め、過ごしやすい季節になってきました。
さて、十月十五日から十九日まで、茨城県つくば市で第十七回世界湖沼会議が開催され、私も開会式に出席しました。今回のテーマは、「人と湖沼の共生―持続可能な生態系サービスを目指して―」。世界各国から、研究者や行政関係者、市民の皆様など約四千人が参加し、湖沼の環境問題やその解決に向けた取り組みについて様々な議論や意見交換が行われました。
この世界湖沼会議は、一九八四年に滋賀県の提唱により始まりました。以来、概ね二年ごとに世界各地で開催され、継続・発展してきたことは、提唱県として非常に嬉しく、また誇らしく思います。
世界的にはまだまだ湖沼への注目度は低いと言われていますが、湖沼には人間が利用しやすい水の九十パーセントが存在しています。琵琶湖と共に生きる滋賀県として、「湖沼の水を守ることは世界の水を守ること」というメッセージを発信し、湖沼を世界の水環境問題の中心に据えることが大切だと考えています。
そのための第一歩として、指定湖沼のうち、天然湖沼を有する滋賀、茨城、長野、鳥取、島根の五県で湖沼水環境保全に関する自治体連携を設立しました。生態系に関する課題や取り組みを共有し、国や世界に向けて発信していきたいと思います。
また、環境産業の総合見本市として、一九九八年から毎年開催しているびわ湖環境ビジネスメッセを、今年も十月十七日から三日間、長浜バイオ大学ドームにおいて開催したところ、約二万七千人の方にご来場いただきました。
「環境と経済の両立」もまた、世界に共通する普遍的なテーマです。滋賀県として、このテーマに先駆的に取り組んできたことは大変意義深く、持続可能な社会の実現に向け、今後も発信力をもって取り組んでいきたいと思います。
滋賀から世界へ、そして未来へ。これからも滋賀県の挑戦は続きます。







