県政NOW 地域ぐるみで子どもの見守りを
10月1日は一般的に「衣替え」の日と言われてきましたが、今は10月末までを「クールビズ」としています。これも時代の流れでしょうか。ただ時代は変わってもしっかりと守らなければならないのが交通ルールです。私も交通安全推進会の理事ということで、秋の交通安全期間中に交差点に立ち、シートベルト着用や安全運転を呼びかけました。そこは小学校の通学路となっており、毎朝近くのボランティアの方が通学時の安全な横断と子どもの見守りに努めていただいています。今では各地域で多くの皆さんの力を結集した子どもの見守り活動が展開されており、孫をもつものとして感謝にたえません。ところで、子どもの交通事故や子どもに対する被害事件や未遂事案の発生状況ですが、28年度の滋賀県内の中学生以下の子どもの交通事故は、見守り活動の成果もあって年々減少傾向にあるものの、なお439件もあります。また、刑法犯事件は29件発生、声かけや付きまといなどの事案は微増しており301件となっています。子どもを守るためには、警察力も重要です。また、地域の関係者が一つになって守ると言う姿勢がなにより重要だと思います。ところが驚くべき報道がありました。文部科学省は中央教育審議会で、教員の授業以外の仕事の分担を見直すとして、登下校の見守り活動や放課後の見回りを「学校以外が担うべきだ」としたほか、校内清掃などの見直しも提案したというものです。もちろん働き方改革と言われる中、教員の労働時間を減らすことも大切ですが、減らすために見守り活動は学校はしないというようなことは本末転倒ではないかと思います。実際に教員に過重な負担が押し付けられているのであれば、例えば学校内に「教員に代わる見守り人」を置くなど、学校も含めて「子どもを見守る」という視点で考えるべきです。「子どもの見守り活動」に決まった形はありません。「掃除をしながら」「花に水をやりながら」など、毎日行っていることを子どもたちの活動時間帯に合わせるとか、少しの工夫で活動できることもあります。子どもが巻き込まれる犯罪、事案の減少と、地域ぐるみの子どもの安全な環境づくりに県議会でも一層努めていきたいと思います。






