琵琶湖新時代へ 琵琶湖の源流 奥永源寺の可能性
夏の琵琶湖は、水のレジャーを楽しむ方々で一層にぎわいを増します。
琵琶湖のことを考えるとき、水源の山が大切だということを、知事就任後に実践している短期居住を通して、地域の皆さんに教えていただいています。
先月、東近江市の奥永源寺で7回目の短期居住を実施しました。
千年を超えて受け継がれる木地師の技、室町時代から大切に守り育てられてきた政所茶など、奥永源寺ならではの宝物があります。これらを未来につなぐため、この地で先祖代々守ってきた方々、新しく住み着いた方々、訪れる人々が一緒になって取り組んでいることを知りました。
また、高齢化となり手不足が深刻な林業においては、「緑の雇用」で主力となって活躍している若者に間伐体験をサポートしてもらい、自分より長く生きてきた木を切ることの厳粛さ、山を活かし、守る仕事の尊さを体感しました。
今回の短期居住では、三つの可能性を感じました。
一つ目は、木地師、政所茶、「鈴鹿十座」の登山など、この地ならではの資源。二つ目は、ビワイチサイクリングを内陸部につなぐ「ビワイチ・プラス」のルート開発。三つ目は、「チーム永源寺」という多職種連携ネットワークによる見守りや支え合いの仕組み。
「道の駅 奥永源寺渓流の里」が地域の資源を結びつけ、地域住民の生活を支える拠点となり、これらの可能性を育てていく地域の核として、さらににぎわっていくことを願っています。
受け入れ、視察にご協力いただいた地域の方々、東近江市役所の関係部署の皆様に心から感謝申し上げます。現地で見聞きし、感じた皆さんの思いを心に刻み、今後の政策判断に活かしてまいりたいと思います。
(次回につづく)







