国政刻刻 第四次産業革命の実現に向けて
私は現在、内閣府大臣政務官として「未来投資会議」を担当しています。この「未来投資会議」では、6月には政府の成長戦略である「未来投資戦略2017」を取りまとめることができました。
わが国が中長期的な成長を実現していくためには近年急激に起きているIoT、ビッグデータ、人工知能等のイノベーションを、あらゆる産業や社会生活に取り入れることにより、いわば「第4次産業革命」を実現することがカギとなっています。政府が目指す「第4次産業革命」が実現した将来の社会はどのようなものでしょうか。今回はその一端をご紹介いたします。
「未来投資戦略」では、例えば、新しい医療介護システムを推進することとしておりますが、このシステムが実現すれば、高齢者の方々には遠隔診療と通院を組み合わせ、無理なくデータAIを活用してかかりつけ医による診療を受診できるようになります。また、介護の現場では、ロボット・センサーの活用により、夜間の見守りなど職員の厳しい労働環境を改善し、その分、専門性を生かして個々の利用者に最適なケアの提供が可能となります。また自立支援に向けた介護データベースの構築により、効果ある自立支援を促進します。
建設業界では労働者不足が深刻化する中で、生産性向上は避けられない課題となっており、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までの全てのプロセスで3次元データの活用などICTを活用する「i-Construction」の推進を加速することとしております。すでに実施している国直轄土木工事に加え、橋梁・トンネル・ダムについてもICT活用を拡大し、中小建設事業者や自治体への拡大、普及を目指して、中小事業者や自治体向けに実施しているICT導入の講習・研修も充実させることとしております。「i-Construction」の推進により、これまで習得するのに何年もかかったノウハウもICT建機により短期間で身につけることが可能となるのです。
こうした新たな社会課題を克服する「第4次産業革命」の実現を計画的に推進してまいります。






