県政NOW ぜひ、一度「種畜場」へ!(純近江牛の生産拠点 キャトル・ステーションの整備)
滋賀県を代表するブランド「近江牛」は、日本三大和牛のひとつであり最も古い歴史をもつ銘柄牛です。本県の肉用牛生産は、子牛を購入し肉用牛として飼育して出荷する肥育経営が多く、近江牛については子牛の8割以上を県外から購入しています。しかし、近年は、全国的に子牛の生産頭数が減少し、子牛価格が高騰する中、他のブランド牛との産地間競争も激化しており、子牛の安定確保が喫緊の課題となっています。
そこで、県では和牛の繁殖用雌牛から体外受精胚を生産し、それを県内酪農家と連携し乳用牛に移植することにより、和牛子牛の生産拡大を図る取組を開始しました。具体的には、胚移植により乳用牛から産まれた和牛子牛を育てる施設、いわゆるキャトル・ステーションを、近江牛の生産拠点施設として整備します。今年度から牛舎の建設を始め、平成30年度の運用開始をめざしています。そこで育てた子牛を県内の肥育農家に販売することで、和牛子牛を県内で安定的に確保するとともに、酪農家の収益性向上を図ろうとするものです。
一方、生産基盤の強化と併せ、環境こだわり農業を展開している県内の水田で生産された稲わらをエサとして給与するなど、さらなるブランド力の磨き上げに取り組んでいます。また、観光部局と連携した首都圏でのPR、外国人観光客を対象としたインバウンド事業により、県外あるいは海外へ、近江牛の魅力を発信しているところです。
さて、このキャトル・ステーションは、日野町にある畜産技術振興センターに整備します。私たち地元の住民は旧名の「種畜場!」って呼びます。一般の方に、ヒツジやウサギなどの家畜とふれあうことにより畜産への理解を深めてもらおうと、敷地の一部をふれあい広場として開放しています。近所の保育園や小学校の遠足、また穴場の観光スポットとして多くの来場者があります。
無料ですので私も休日には気軽に子供を連れて行き、子供が身近に動物を身近に見てよろこんでいたのを思い出します。夏休みには「親子バター作り教室」や「親子羊毛クラフト教室」の開催を計画されています。
みなさんも是非一度、子牛の生産拠点、将来近江牛のふるさとになる「種畜場」へ足を運んでみてはいかがでしょう。







