県政NOW 「西の湖の保全・再生について」
琵琶湖資源を複合資産として、子や孫に伝える琵琶湖保全及び再生に関する法律(琵琶湖再生法)が平成二十七年九月二十八日に公布されました。この法律は、琵琶湖が我が国最大の湖であり、近畿圏において治水上又は利水上重要な役割を担っているだけでなく、豊かな生態系と貴重な自然環境及び水産資源を国民が等しく享受し、次世代へ継承して行くことを目的に制定されました。この法律の十二条に、湖辺の自然環境の保全・再生の措置を講ずるよう努めるものとする、とあります。県では多額の事業費を投じて、早崎内湖干拓地(長浜市)を内湖に戻そうとされていますが、私はその必要はないと考えます。一方で、琵琶湖最大の内湖、西の湖(近江八幡市)は、我が国第一号の重要文化的景観に選定され、ラムサール条約湿地登録されております。今後、琵琶湖再生法を適用しながら、地域資産として次世代に伝えるには、次に掲げる課題の解決が重要と思っております。
(1)内湖の浄化機能の向上
平均水深は一・五mであるが、ヘドロの堆積によって低下しており全面浚渫が必要。
(2)水質保全の取り組み
西の湖に流入してくるゴミを毎週除去されているボランティア(北之庄沢を守る会)には、県として大変心強く感謝されています。県として今後は水質保全に関してゴミの散乱防止に関する条例にて、県民、事業者、行政が一体となって環境保全の取り組みを進めるとの事で、しっかりフォローしていきたい。
(3)エコツーリズムの推進
昭和六十二年に整備されたサイクリング道路の「よし笛ロード」がありますが、今日まであまり利用されず危険箇所も多い。
「ビワイチ」として人気が高まる中で、折角のサイクリング道路を活用していくため、休憩場所、野鳥観察、水郷めぐりでの一息入れるのにふさわしい景観・環境の整備が望まれます。最近、外国人観光客の姿も見られ、インバウンド推進として組み入れられる。
これらの課題について、近江八幡市と県が連携してしっかりとした計画を立てて、国の予算が得られるよう改善に取組んで参ります。







