県政NOW 「県民全員で取組む国体について」
今回は、滋賀国体(二○二四年)に関して三回目の寄稿です。国体開催の基本は、県民が「より一層身近にスポーツを楽しむことが出来る環境を作り、健康・体力の増進と競技力の向上を図る」と言われております。
この目的を実現するため、県議会で、特別委員会等を通じて取り組む事項を列挙しますと、
(1)国体を契機に市町の老朽化した競技施設を改修することで、市町の改修に要する財政負担を軽減するとともに、スポーツ環境を整える。
(2)競技会場地の選定状況については、彦根の主会場を初め、八市一町が決まっていますが、内定していないのは甲賀市、米原市、多賀、甲良、豊郷、竜王、日野の七市町。会場決定の基本方針は、全ての市町において最低一競技を開催することを原則に、地域のバランスを配慮することが記載されていますが、大津市が八競技で更に上乗せがあると仄聞(そくぶん)しています。又、草津、守山、野洲、栗東の四市で九競技と聞いております。このように県南部に偏重しており、まだ決まっていない市町の見通しはどうかと思っています。
(3)心配されるのが宿泊施設です。県は、宿泊施設のキャパシティは足りているとしていますが、前回は民泊(一般住宅で受け入れ)でカバーして、宿泊施設を確保したと聞いています。また、選手団が一泊何万円もするところに泊まるのか、国体期間中の観光客、ビジネス客を県外の宿泊施設に取られる可能性もある訳で、この事も十分考えておかねばならないと思っております。
(4)前回の滋賀国体は、民泊があった事で地域の人達が「おもてなし」をされ、盛り上がったと聞いておりますが、近年、各地の国体は関わりが少なく、盛り上がりのない冷めた状態と聞いており、「都市部だけの国体やないか」と言われており、他人事のようなとらえ方をされております。
これらの(1)~(4)の課題についてしっかりと県民みんなの国体にしていく為、県議会特別委員会等で議論をして参ります。






