県政NOW 「SDGs」の地域モデルを
「SDGs」は聞き慣れない言葉ですが、2015年9月に国連サミットで「誰も置き去りにしない」ことを掲げて採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」(2030アジェンダ)のことです。これは、2030年までに社会・経済・環境面で17の目標を達成しようとする計画で、格差をなくすことを重要な柱にして世界を変えるための169のターゲットと230もの指標が示されています。先進国での実施に関する研究では、日本への処方箋として、「貧困と格差社会」「食料」「健康」「教育」「ジェンダー」「水」「資源・エネルギー」「生物多様性」「ガバナンス」があげられており、政府は2016年12月に、国としてSDGsに取り組む実施指針を決定しました。
三日月知事は、1月4日の定例記者会見で「琵琶湖新時代」構想とともに、滋賀県として率先して「SDGs」の取組に参画していくことを表明されました。地方自治体として初の参画表明ですが、取り組む内容についてはこれから検討するとのことです。例として、▽貧困をなくす▽全ての人に健康と福祉を▽質の高い教育▽ジェンダーフリーを実現する▽安全な水とトイレを使える等をあげられ、何ができるのか、どういう関わり方ができるのかを県民の皆さんと一緒に考えてみたいと話されました。
今月、滋賀経済同友会と県商工会連合会は、SDGsとビジネスについての勉強会を開催されました。さらに、昨年2月に国連大学で行われたシンポジウムで、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの金主任研究員が、「滋賀県東近江市をモデルとした自然共生社会の将来像とその実現手法」について取り組み報告をされました。
滋賀県内には優れたESD(持続発展教育)に取り組む学校があり、環境省環境教育プログラム検証事業に渋川小学校(未来絵図)や能登川南小学校(猪子山学習)、日野小学校(体操服のリサイクル)に協力いただきました。本年度はこの実績を生かし、東近江地域のSDGsとして「ふるさと絵図づくり」を進めて参りたいと思います。ご協力をお願い致します。






