県政NOW 夢を語ることが進歩へ
年明け5日からアメリカ・ラスベガスで世界最大規模の国際家電ショーが開催されました。今年は自動運転機能や人工知能などを搭載した「未来のクルマ」がしのぎを削っていると報じていました。また、壁に貼れる薄型テレビや、VR(バーチャルリアリティ)端末など多くの新製品が発表されたようですが、これらは進化を続けている製品です。ところで、1901年(明治34年)、20世紀が始まったこの年の1月2日と3日に、当時の報知新聞が、これから始まる20世紀、これからの100年で何が起こるかの予想を、予言として記事にしました。その概要は「無線電信及電話」(東京に在るものがロンドンの友人と、また何処にいても自由に対話できる。=携帯電話)「暑寒知らず」(新器械発明され暑寒を調和する為に適宜の空気を送り出すことができる。=エアコン)「写真電話」(電話口には対話者の肖像現出する裝置がある。=テレビ電話)「電気の輸送」(日本は琵琶湖の水を用い、米国はナイヤガラにて水力電気を起して各々国内に輸送することとなる=大規模電源)など23項目です。これらは、ほぼ20世紀に本当に実現しました。今年の家電ショーでの未来の車は、運転する人の表情や動作などのデータを蓄積し、感情や健康状態に合わせて自動運転に切り替える安全を誘導するほか、運転する人の好みに合わせ、車と会話が出来るということです。絶えない車の事故も含め、いわゆる人工知能やIoT(モノのインターネット)が近未来の生活を激変させることは間違いないことでしょう。今、どこの自治体も人口減少高齢化社会に対し地方創生として様々な取組をスタートさせていますが、これからの自治体運営や街づくりを考える時、技術の革新で世の中がどのように変わるか、そういった観点がますます重要な時代です。1901年の正月、日本人は予言(夢を語り)しました。その夢は多くが実現しました。すでに21世紀も17年目ですが、次の100年がどうなるのかではなく、どうしたいかを考えておくべきではないだろうかと、酉年の正月に思った次第です。一方、100年と言えば、今年は琵琶湖周航の歌が誕生して100年目です。当時、琵琶湖がとてもきれいであったからこそ、この歌が誕生したと思います。おりしも、琵琶湖再生法の滋賀県の計画が間もなく策定されます。(今、パブリックコメント中=みなさんのご意見募集中HPご覧ください)100周年の節目にこの先の100年の夢とあわせて、今一度、「歌」とともに「琵琶湖の美しさ」を見つめ直したいと思います。






