県政NOW 「オオバナミズキンバイにご注意」
「オオバナミズキンバイ」は、南米原産の水陸両性の外来植物で、六月から九月にかけて、水際で直径四センチ位の黄色い花を咲かせます。琵琶湖では、平成二十一年に初めて侵入が確認されてから年々生育面積を拡大させており、平成二十八年三月末時点で、二十万平方メートルと過去最大の面積となりました。(一昨年度末比四・三倍)
「オオバナミズキンバイ」は非常に繁殖力や再生力が強く、数センチの根や茎の断片からも再生し、水際に群落を形成していきます。特に、琵琶湖の南湖や内湖河川で大規模な群落が生育しており、船舶の航行障害や漁具への絡みつきといった被害が出ているほか、水質・水産資源・水際の在来動植物への悪影響、水田への拡大、下流域への流出も危惧されています。県では、平成二十五年から人力や建設機械水草刈り取り船などで、「オオバナミズキンバイ」の駆除を行っているほか、ボランティアの方々による駆除活動も行われていますが、生育面積の増加と分布域の拡大を抑え込めていません。幸いなことに、西の湖ではまだ「オオバナミズキンバイ」は見つかっておりませんが、長命寺川を通じて上がってきたり、鳥などよって運ばれてくる可能性も考えられます。他の外来水生植物の「ナガエツルノゲイトウ」等は一部ありますが、西の湖の近くの内湖では、東近江市伊庭内湖や、彦根市神上沼において、平成二十七年に「オオバナミズキンバイ」が確認されているそうです。いったん定着すると、初夏から秋にかけてどんどん面積を広げ、又、冬も越して翌年更に成長を続けていくので、見つけ次第拡大する前に駆除をし、駆除をした後も取り残した根や茎の断片から再生が起こっていないかを定期的に見廻り、再生の兆しが見えたらすぐに駆除するという対応を丁寧に続けて行く必要があります。漁業や観光、レジャーで多くの方々が利用する我が近江八幡市の西の湖は「魚のゆりかご」とも言われる内湖のうち現存する最大のもので、広大なヨシ原や複雑な水路網が広がり貴重な自然の宝庫です。
このことから、西の湖への「オオバナミズキンバイ」の侵入・拡大を防止していかねばなりません。これからも皆様のご協力をお願いしたいと思っております。






