県政NOW 学校を快適な環境に
3ヶ月前までは、酷暑の中で過ごしていたことを忘れてしまうぐらい涼しい季節になりました。来年も暑い夏がやってくることは間違いありません。そこで、今夏を振り返り、多くの高校生の願いを来年こそは実現したいとの思いで、今議会一般質問で学校のクーラー設置とトイレの洋式化について県教委に質しました。
滋賀県立高校47校の普通教室に、クーラーが100%設置されているのは14校で、全高校の教室の設置率は10.4%でした(9/19現在)。しかし、未設置が30校もあり、学校数で見ると30%しか設置されていません。耐震構造化や改修で追われていたため、クーラー設置等までは手が回らなかったことによりますが、いくつかの問題点が見えてきました。
(1) 設置は主にPTAが行っています。理由は、最初にクーラーを設置した高校がPTAで付けたため、以後設置した学校はPTAや同窓会などで付けています。例外もあります。
(2) クーラー設置費用と維持費・電気代で、生徒一人当たり年間約10,000円を負担しています。3カ年で30,000円になります。
(3) 地域別に見ますと、大津・草津・守山などの南部や彦根の設置率が高いのに対して、甲賀・湖北・高島・東近江地域の学校は極めて低い状況です。中でも、東近江3校・八幡3校・日野1校の東近江地域7校と高島地域2校のクーラー設置率は0%です。
(4) ネットで公表されている高校の偏差値とクーラー設置を重ねて見てみますと、進学校と言われる偏差値上位校の91%がクーラーを設置しているのに対して、中位校は21%、下位校は16%に留まっています。
教育にも格差が生じている深刻な問題です。クーラー設置は、前例もあることから未設置校への対応は今後県教委で議論するとのことですが、せめてトイレの洋式化は県費で行うようにと要望しています。生徒の皆さんが快適な環境で学習できるようしっかり進めていきたいと思います。






