県政NOW 地域住民の「絆」で防犯力向上
10月11日から20日までの間、全国地域安全運動が展開され、県内各地 において様々な防犯活動が繰り広げられました。
平成27年中における県内の犯罪情勢は、犯罪認知件数が抑止目標としていた12,000件を下回り、また、滋賀県基本構想の数値目標としている犯罪率の全国平均以下についても達成しました。
しかしながら、特殊詐欺の件数については前年対比で僅かに減少するにとどまり、被害額については過去最悪であった前年に迫る約4億4,100万円にのぼり、憂慮すべき状況となっています。「子ども・女性」に対する声かけ・つきまとい事案については前年対比で大きく増加し、性犯罪については前年対比で減少したものの、依然として高い発生傾向となりました。
また、平成27年10月に策定した「人口減少を見据えた豊かな滋賀づくり総合戦略」に掲げる「地域の防災・防犯力向上プロジェクト」では、地域の実情に応じた自助、共助による防犯対策に取り組むこととしています。
そこで、「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議においては、犯罪のない安全・安心な滋賀の実現に向けて、「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり条例に基づく各種取組、とりわけ昨年4月に改正された、「地域の実情に応じた犯罪抑止活動の促進」「高齢者、障害者、子ども、女性等の犯罪弱者の特性を踏まえた犯罪抑止対策の推進」「特殊詐欺を事業者や家族など周囲の人の協力により水際で防止する対策の推進」の取組を一層強化するとともに、県、市町、県民および事業者等が一体となった県民総ぐるみ運動を展開しています。
私自身も地元防犯団体会長として、長く携わり活動しており、目に見える防犯キャンペーンでは「4つのかける」(1)気にかける=地域で発生する犯罪等に関心を持つほか、周囲の子ども・女性・高齢者等を見守る(2)声をかける=挨拶や声かけにより地域の絆を深め、地域への不審者の侵入を防ぐ(3)呼びかける=地域住民や事業所等に犯罪に遭わない地域づくりを呼びかけ、防犯の輪を広げる(4)鍵をかける=乗り物や住宅等への鍵かけは防犯の基本、誰もが鍵をかける習慣をつける―を促進し、自助・共助意識の高揚による、地域防犯力の向上を図りました。
県、警察、各市町、県民等が一体となり、地域住民の「絆」を深め、共助の輪を広げることにより防犯力向上に努めようではありませんか。






