びわこ腎臓病食研究会
重症化すると人工透析が必要となる腎臓病。腎臓に負担をかけない食生活で、人工透析に頼らない生活を少しでも長く続けることができるようにと、腎臓病患者と家族のための「慢性腎臓病低たんぱく食調理実習」が隔月、草津市と東近江市で開かれている。
腎臓病患者のための食事療法の普及と指導を続けた腎臓内科の権威、故・出浦照國昭和大学藤が丘病院客員教授(今年四月死去)に学んだ東近江市能登川地区在住の管理栄養士、中村恵さんが、同じ思いをもつ県内外の管理栄養士と九人で立ち上げて代表を務める「びわこ腎臓病食研究会」の主催、腎臓病等の食事療法をサポートするNPO法人食事療法サポートセンターと、腎臓病の食事療法向け食品などを手掛ける有限会社オトコーポレーションの後援で開いている。今年からは東近江市の後援も得て、能登川教室を偶数月に開催できるようになり、これまでの草津教室(南草津フェリエ 奇数月)と合わせ、毎月一回開催できるようになった。
毎回、低たんぱく・低塩・低カロリーでもおいしく、楽しく作れる献立を紹介し、実際に調理体験することで、各家庭でも実践できると参加者に好評で、夫婦や親子での参加、県外からも、毎回のように参加する人も多い。医者から透析をすすめられたが食事療法で透析を回避、あるいは軽減することで、明るく楽しい日常生活を送っている人など、成果をあげている。
中村代表は「(腎臓病に)若い人が増え、『多発性嚢胞腎(のうほうじん)』の方が多くみられる。また、進行してから取り組むケースが多い」と危機感をもち、「腎臓の機能が落ちてきていることが分かったその時点で、早く専門医の診断を受けて、食事療法に取り組むことがとっても大事」だと訴える。
申し込みと問い合わせは、中村さん(090―6964―1120)へ。





