県政NOW 地域と共に120年―近江鉄道
6月16日、10時56分、懐かしの「赤電車」が、元鉄道員である制服姿の三日月知事の「出発進行!」の合図のもと、また、東近江市のご当地ヒーロー「赤レンジャイ」の声援を受けながら、彦根駅を出発しました。
この日、近江鉄道株式会社は会社創立120周年を迎えました。振り返りますと、旧彦根藩士であった大東義徹・西村捨三氏や、現在の沿線の小林吟右衛門(現東近江市小田苅町出身)・正野玄三(現日野町出身)氏等の近江商人の出資により設立された近江鉄道株式会社は、今から120年前の1896年(明治29年)6月16日に、会社設立の認可と鉄道敷設免許を受け工事に着手し、事業をスタートされました。1898年(明治31年)には本線である彦根―愛知川間が開業、1900年(明治33年)には、彦根―貴生川間が開業、以降、路線を拡大し1931年(昭和6年)には本線である、現在の米原―貴生川間が全線開通致しました。その後、旧八日市鉄道の吸収等により、現在の路線網が整備され、以降、地域の足として、今日まで走り続けております。
この事を記念し、本年度、国の地方創生加速化交付金も活用しながら、近江鉄道、彦根市・東近江市・愛荘町・日野町等沿線5市5町、そして滋賀県からなる「沿線地域活性化協議会」を軸に、「近江に根ざして120年・『近江鉄道』沿線魅力再発見・創出事業」が実施されて参ります。
開会中の、6月定例会議の一般質問で、私は、この周年記念事業を取り上げ、三日月知事に質問をさせて頂きました。
この秋には、沿線の食材を車内で楽しめ、そのPRも兼ねた「おいしが・うれしが電車」の運行が予定され、また、沿線地域の広域観光ルート設定のマップ作りや、海外向けの情報発信事業等も予定されておりますが、こうした事業の実施に際し、「沿線の若手農業者との連携や、県が進めているビワイチサイクルツーリズムとの連携、また、何よりも利用者である高校生等との連携や事業参画をお願いしたい」と強く訴え、いずれも前向き・積極的な答弁を頂いたところです。
会社創立時からの社名が存続する鉄道としては「日本最古」でもある近江鉄道、地域の足として、また宝として、皆様、ぜひ一緒に応援して参りましょう。






