県政NOW 「琵琶湖八珍について」
私は、この三月に発行した県政報告にも載せましたが、昨年七月に国において、琵琶湖の保全及び再生に関する法律が成立しました。これは、琵琶湖を健全で恵み豊かな湖として再生し、湖沼がもたらす恵沢を将来にわたって享受できる自然と共生する社会の実現に資するものです。まさにこの目的に合ったのが、今年一月十九日、知事が発表された「琵琶湖八珍」(琵琶湖の代表的な魚介類)ではないかと思っております。この事は、「琵琶湖でしか捕れない」「他では味わえない」特産の魚種となっており、天然物とそれぞれに「旬」の時期があり、食べることで季節を感じる事の出来る食材と言うことで、母なる湖の恵みをPRして行くという事であります。琵琶湖八珍は二〇一三年に県立安土城考古博物館が、湖魚料理の人気アンケート結果などから選出されたと聞いております。八珍の八種類は次の種類を指します。簡単に紹介します。
(1)ビワマス=琵琶湖の固有種。琵琶湖の宝石と言われ別名アメノウオと言う。
(2)コアユ=琵琶湖の環境に生態を変えた鮎、さわやかな苦みがあり、琵琶湖にいる間は大きくなれない。稚魚はヒウオと言い、冬の味覚として親しまれている。
(3)ニゴロブナ=琵琶湖の固有種。鮒ずしの原料、特に私はこの鮒ずしの魅力を伝えて行きたい。
(4)ハス=琵琶湖及び三方五湖並びに淀川水系の固有種。淡白な白身で行事食の素材としても親しまれている。
(5)ホンモロコ=琵琶湖の固有種。野趣あふれる高級魚で網焼等で親しまれている。最近は長命寺でのモロコ釣りは春の風物詩であります。
(6)イサザ=琵琶湖の固有種。小さいが旨みの強い魚で、漁獲量の変動が激しいと言われています。
(7)ビワヨシノボリ(ゴリ)=琵琶湖の固有種。透明な体で柔らかく、稚魚を利用する。琵琶湖の食文化の代表と言われています。
(8)スジエビ=濃厚な旨みで、エビ豆の素材として親しまれています。
私は、この八珍は全て何回も食べており、海の魚にも負けないくらい本当においしいと思っております。特にニコロブナの鮒ずしは、最も興味を持っておりますが、八珍の中にシジミが入っていないのは残念に思います。現在は、県外からの認知度は低いと思いますが、「滋賀でしか味わえない」を強みに、県ではブランド化を目指していくとの事ですが、私も全面的に協力して行く所存です。その為、滋賀県内で登録制度を開始し、飲食店や土産店等二五店が設置されたと聞いております。その中で近江八幡市内から一〇店も入っており、本当に心強く感じております。滋賀の近江牛と琵琶湖の恵みとしての八珍をドッキングした形で、県に協力して、しっかりとあらゆる機会に水産物の普及、消費拡大に努め、PRして参りたいと思っていります。






