県政NOW 滋賀のブランド農産物
去る1月31日、ある営農組合の総会にお招きいただきました。平成27年の事業報告として、滋賀県が推奨しているお米「みずかがみ」について、コンクールに参加して食味格付け「A」を取得し、引き続き「特A」をめざすとのことでした。滋賀県産の米、牛、茶は古くから近江米、近江牛、近江茶と「近江」をつけて呼び、県内外でもそれなりに認知されています。その近江はかつて「近つ『淡海国』」と呼ばれてきたことから、近江国と称されたのが始まりのようですが、その近江米を「みずかがみ」という名のお米で、名実ともに近江のブランド米にする取り組みを進めており、営農組合の取組に心から感謝申し上げます。
また、県はブランド推進対策本部を設置し、本部長には知事があたり、施策を総合的かつ有機的な推進を図るとしています。
しかし、みずかがみのコマーシャルを作ったり、知事のトップセールスによる県外へのPRなど、県が消費者の購買意欲を促進するための施策をどれだけ実施しても、重要なことは、ブランド米の前提となる食味格付け「特A」のお米を確実に提供できるかであります。すなわち、農家のみなさんに食味格付け「特A」のお米を丹精込めて作っていただいて、はじめて近江米ブランドが確立するのです。
ところが、その農家のみなさんが安定した米作りに必要として要望されている、かんがい排水施設整備支援など、更新の時期を越えている土地改良施設の整備事業が思うように進んでいないという現状です。平成27年度は県の当初予算の6割程度しか国から配分がなかったというのが理由ですが、まずは、この農家の要望に応えることが、県としてブランド米を確立するための重要な施策だと思います。
ブランドを確立するには、土壌を耕すことから始まって、種をまき、銘柄米に育てて、商品とし、見た目もよく、味もよく消費者に好まれる、近江らしさを作り出すために、総合的に取り組むのが県のブランド推進本部の役割でなければなりません。今、平成28年度予算の編成作業が進められていますが、食味格付け特A取得のためには、まずは生産現場の施設と生産技術を大切にする予算確保を、先日行われた議会会派と知事との協議の場において訴えさせていただきました。
営農組合のみなさん、引き続きおいしいお米「特A」の取得に向けてよろしくお願いします。






