県政NOW 特産農産物日野菜で地方創生
日野菜は、その名が示すとおり日野町が原産の伝統野菜です。その歴史は古く今から約500年前の室町時代に時の領主蒲生貞秀公によって発見されたものと伝えられています。この日野菜は、蒲生貞秀公の子孫にあたる蒲生氏郷公の藩替えや、日野商人たちの手によって各地に広がり、日野菜漬け・さくら漬けとして現在の市場に出回っています。
原産日野の日野菜の特徴は、ほろ苦く、えぐみがあり、特に色の分け目がはっきりしていることです。この原産日野の日野菜を復興させ、日野産の日野菜が多く市場にあふれ、名実ともに日野菜がまちの特産農産物となるように取り組みを進めたいと考えています。そこで、日野菜を「まちのたから」として位置づけ、その振興を図り生産拡大につとめ、近隣市町はもとより、東京の方へも営業を掛け、有名レストランや、その系列店へのセールスも行われておりますが、肝心の生産拠点JA日野菜漬物加工場は狭小で老朽化しているため、日野菜漬けへの加工処理能力が限界にきています。
日野菜振興により地域を活性化させるためには、日野菜を主軸に地場野菜も加えた6次産業化への展開が必要と考えられており、これに対応できる新たなJA日野菜等加工施設の建設を地域・JA・行政が一体となって進めなければなりません。
そして即時行動!地域のたから日野菜の再生と日野菜を活かした地域づくり事業に、国において創設された、地方創生に係る地域活性化・地域住民緊急交付金を内閣府よりいただくことができました。新工場建設もそう遠くはないでしょう
地元商工関係者考案の「日野菜あられ」や「ひの菜ちゃん」また商工会開発商品「日野菜ドレッシング」などの新しい商品もお目見えし、また、地元料理店でも日野菜を使ったメニューも登場し、「ミニ日野菜」は県内外のホテル、レストラン、日本料理店でも使っていただき、販路もひろがっています。今後は、青果としての日野菜が新たな食材として取り入れてもらえるような展開も必要があります。
私も、先日びわこ放送(びわカン)にてPRをして来たところであり、さらに「近畿の食と農業」(KBS京都制作)でも取り上げていただき広報活動も盛んになっており、引き続き、多種多様なメディアを利用し、自ら広告塔となり、日野菜をアピールしていくことこそが県政に送っていただいた一つの仕事と確信し、努力していく所存です。
今後、生産が追いつかず、近隣市町にも生産協力等、協調を図っていかなければならないぐらいに、販路を拡大し、生産能力の向上、そして生産者所得向上、加工事業への雇用創出、新規就農者の確保につなげ、地域の活性化と経済的な自立を図り、さらには、空き家や農地の斡旋また新規就農者の受入により、活力ある地方創生の実現に向け皆さんと一緒に取り組んでいきましょう。






