大津市民病院が10症例目を実施
◇大津
県内で唯一、の内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を昨年十月から導入している大津市民病院はこのほど、同ロボットによる胃がん切除手術の十症例目を実施した。
精密な手術により患者の負担軽減
胃がんに対するロボット支援手術は、これまで保険適用がなく自費診療だったため、費用が高額になるのが欠点だった。
しかし、手術合併症の減少が期待できることから、厚生労働省が昨年十月、保険診療との併用が認められる先進医療制度の利用を認め、患者の費用負担軽減への道が開けた。
実際に先進医療制度の利用が可能になるのは二十症例の手術が行われてからだが、同院では先進医療と同程度の自己負担で手術を受けられる体制を整えて、先進医療の認可に向けて取り組みを進めている。
ダ・ヴィンチを使用することにより、アームに取り付けた鉗子やメスを遠隔操作で繊細な動きができる上、手振れ防止の機能がついているため精密な手術が可能になる。
また、開腹手術と異なり、鏡視下手術と同様に患部に小さい穴を空けて行うため、患者の負担が小さい。さらに、従来のように医師に無理な体勢を強いることがないので、医師の肉体的負担を軽減できる。






